魚へんに雪「鱈」と書いて何と読む?意味・由来や他に魚へんがつく漢字は?
魚へんに雪という漢字を書いて何と読むか知っていますか?読み方は「タラ」です。今回は、魚へんに雪で「タラ」と読む由来や「雪」という漢字が使われている理由をタラの特徴とともに紹介します。また、魚へんがつく漢字の魚をタラ以外にも紹介するので参考にしてみてくださいね。
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魚へんに雪という漢字を書いて何と読む?読み方や名前の由来とは?なぜ雪?
魚の名前の漢字は魚へんを使うものがとても多く存在しますが、その中でも、魚へんに雪のという漢字の魚がいますが何と読むのでしょう。読み方や名前の由来、なぜ雪という漢字がつくのかを解説します。
魚へんに雪と書いて「タラ」と読む「鱈」の名前の由来」
魚へんに雪と書いてタラと読むのはなぜなのか、その由来は2つの説があります。タラの旬は12月から2月の厳冬期で、雪の降る頃に多く捕れる魚というのが1つ目の説です。そしてもう1つの説は、タラの身がまさに純白の雪のようなきれいな白色をしているという理由です。
また、あまり知られていませんが鱈の漢字には音読みがあり、セツと読みます。鱈は日本で作られた漢字、いわゆる国字ですが、漢字の本場中国に逆輸入されたため音読みがあり今でも使用されています。
魚へんに雪と書く魚「タラ」はどんな魚?
魚へんに雪と書く鱈とは、どんな魚なんでしょうか。今回は、鱈と書いて「タラ」と読む理由はなぜなのか、またどんな特徴がありどんな料理に使用されるのかを紹介します。
タラはチャンジャをはじめ様々な料理に活用される
タラはチャンジャをはじめいろいろな料理に使われ、そのジャンルはとても幅広いです。
・チャンジャ
・ブイヤベース
・鍋
・フライ
チャンジャはタラの内臓、主に胃袋を使用した韓国の珍味とも言われる料理で、辛くてコクがありコリコリとした食感が特徴です。ブイヤベースなどスープなどに使うことも多く、その淡白な味からいろいろな味付けに馴染みます。
タラの旬である冬には鍋に使うことが多く、タラの切り身だけでなく白子なども一緒に鍋に入れることもあります。白身魚のフライと言えばタラがその代表とも言える料理で、柔らかい身と淡白な味わいがご飯にもパンにも合うのが特徴です。
鱈以外に魚へんがつく漢字の魚は何がいる?
魚を表す漢字はたくさん存在しますが、ここではタラ以外に魚へんがつく漢字の魚を8つ紹介します。由来を知ることで、魚の名前の漢字や特徴などを覚えるのが簡単になるので、ぜひ覚えてみてください。
①魚へんに師(鰤:ブリ)
魚へんに師と書く鰤の名前の由来は2つあり、1つ目は師走である12月に鰤が旬を迎えるからです。2つ目は、鰤は出世魚であり、その最後の姿が鰤であることから、年長者などを意味する言葉、師匠の師からとったと言われています。
(*魚へんに師「鰤」と書いて何と読むかについて詳しく知りたい方は、こちらの記事を読んでみてください。)
②魚へんに冬(鮗:コノシロ)
コノシロは冬が旬の魚ということから、つくりの部分に冬が使われています。コノシロはスーパーなどでも見かけることが少ない魚ですが、出世魚でその中のコハダは有名です。この漢字は日本で作られた国字なので、訓読みはコノシロですが音読みはありません。