タコスッポンタケとは?まるで悪魔の指?匂い・見た目の特徴や食べれるかも紹介!

タコスッポンタケというキノコを知っていますか?その見た目から「悪魔の指」や「エイリアンの卵」と呼ばれることもあります。今回は、タコスッポンタケの見た目や香りの特徴や食べられるかを紹介します。タコスッポンタケと似たキヌガサタケとの違いやどんな仲間のキノコがいるのかも紹介するので参考にしてみてくださいね。

目次

  1. タコスッポンタケとは?どんなキノコ?
  2. タコスッポンタケの生息地
  3. タコスッポンタケの名前の由来・意味
  4. タコスッポンタケが持つ異名は?悪魔の指と呼ばれてる?
  5. タコスッポンタケの異名①「悪魔の指」
  6. タコスッポンタケの異名②「エイリアンの卵」
  7. タコスッポンタケの異名③「クトゥルフ」
  8. タコスッポンタケの見た目・匂いなどの特徴は?
  9. タコスッポンタケは成長段階によって見た目が変わる
  10. 成長したタコスッポンタケは非常に臭い
  11. タコスッポンタケは食べられる?食べ方・料理は?
  12. タコスッポンタケは異臭ゆえ食用にされることは少ない
  13. タコスッポンタケとキヌガサタケの違いは?仲間のキノコも紹介
  14. ①キヌガサタケ
  15. ②キツネロウソク
  16. ③スッポンタケ
  17. タコスッポンタケ以外の見た目がヤバい・奇妙なキノコ
  18. ①ブリーディングトゥース
  19. ②マメザヤタケ
  20. タコスッポンタケは「悪魔の指」という異名を持つキノコ

タコスッポンタケとは?どんなキノコ?

出典:https://www.pinterest.co.uk/pin/499618152387782942/

タコスッポンタケと呼ばれる変わった名前のキノコがありますが、具体的にはどのようなものでしょうか。ここではタコスッポンタケについて紹介していきますが、まずはこのキノコの、生息地や名前の由来について見てみましょう。

タコスッポンタケの生息地

タコスッポンタケは世界中に生息しているキノコですが、元々はオーストラリアやニュージーランドなどの、南半球にしか生息していませんでした。タコスッポンタケは他のキノコと違い、胞子を風の力で飛ばすのではなく、ハエに胞子を運んでもらって繁殖する珍しいキノコです。

タコスッポンタケが北半球で確認されたのは第一次世界大戦中のフランスで、オーストラリア軍の基地の近くで繁殖していたとされています。胞子をつけたハエが荷物に紛れ込んだり、オーストラリア軍が身に付けていたものに、胞子が付着していたりしたためと考えられています。アメリカでも広く分布が確認されており、繁殖力が非常に強いキノコといえるでしょう。

タコスッポンタケの名前の由来・意味

タコスッポンタケはスッポンタケ科に属したキノコであり、タコのような見た目をしていることからこの名前が付けられたとされています。スッポンタケの学名は「Phallaceae」で男性器を意味しており、見た目から由来が来ています。ただし、タコスッポンタケと言う名前は、正式な和名ではないという説もあるようです。

タコスッポンタケが持つ異名は?悪魔の指と呼ばれてる?

出典:https://newspass.jp/a/xqclx

見た目が独特で不気味な印象をもつキノコのタコスッポンタケですが、現在は世界中で繁殖していることからさまざまな異名を持っているようです。日本語名のタコスッポンタケもユニークな呼び方ですが、他にはどのような異名があるでしょうか。

タコスッポンタケの異名①「悪魔の指」

タコスッポンタケは悪魔の指(devil's fingers)とも言われており、赤黒く伸びてくる指のような見た目が、悪魔の指のようだったことからこの異名がつけられたようです。また、タコスッポンタケは成長して悪魔の指ような形になりますが、成長して胞子を出した後は数時間程度で朽ち果てるようです。その後は黒っぽくなり、より悪魔の指のようにも見えます。

タコスッポンタケの異名②「エイリアンの卵」

タコスッポンタケは、エイリアンの卵と呼ばれることがあり、これはタコスッポンタケの成長段階に由来しています。タコスッポンタケは最初から赤い触手のような見た目をしているのではなく、卵のような形をしており、普通のキノコのようです。

卵は少しずつ透明になり、割れるとネバネバとした液体を出しながらゆっくりとエイリアンが触手を伸ばすように現れるため、かなり衝撃的なシーンと言えます。

タコスッポンタケの異名③「クトゥルフ」

異名ではなく別名ではありますが、タコスッポンタケはクトゥルフと呼ばれることがあります。クトゥルフとはクトゥルフ神話に出てくる、タコやイカのような見た目をした触手のある神性、もしくは宇宙のモンスターのことです。アメリカではこの神話が題材となった映画が流行し、またゲームやアニメも出ています。

このモンスターの触手とタコスッポンタケがよく似ていることから、インターネット上でそのように呼ばれることが多いようです。

タコスッポンタケの見た目・匂いなどの特徴は?

出典:https://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/17/080200295/

エイリアンの触手とも言われるタコスッポンタケの、匂いなどはどうでしょうか。ここまでいくつか画像でも紹介してきましたが、成長段階ではエイリアンのような形ではない場合もあるようです。また、タコスッポンタケの匂いについても理由を説明していきます。

タコスッポンタケは成長段階によって見た目が変わる

出典:https://twitter.com/familiarnature/status/924640819776073730?lang=sk

タコスッポンタケは成長段階によって、大きく見た目が変わるのが特徴です。成長するとネバネバとした胞子を出し、赤いエイリアンの触手のような見た目をしていますが、初期のころは卵のようで普通のキノコのようにも見えます。成長するに従って卵が割れて、中からエイリアンの触手ような見た目の中身が出てきます。

成長したタコスッポンタケは非常に臭い

タコスッポンタケは初期の頃はそれほど臭いは発していませんが、成長すると非常に臭く魚やカニが腐ったような臭いを発します。タコスッポンタケの胞子は粘着性があり、他のキノコの胞子と違い風で胞子が飛びません。胞子はハエに運んでもらって媒介させる必要があり、ハエを臭いで引き寄せて胞子を他の場所に広げます。

タコスッポンタケは食べられる?食べ方・料理は?

出典:https://twitter.com/herecomethewar1/status/937067689012469760/photo/2

タコスッポンタケはエイリアンのような見た目や匂いが独特のキノコですが、食べられるでしょうか。タコスッポンタケを食用にするという話を聞くことはありませんが、理由についても説明するので、興味があれば参考にしてください。

タコスッポンタケは異臭ゆえ食用にされることは少ない

タコスッポンタケはハエを惹きつけるために臭いを発していますが、魚やカニの腐ったような異臭のため、食用にされることはあまりないキノコです。ただし、毒キノコではないため、食べても特に問題はありません。また、卵の状態の時にはそれほど臭いを発していないため、気分を悪くすることなく食べられるようです。

食べ方はフライにする方法で、魚のような味と言われています。実際にオーストラリアの先住民であるアボリジニの人は食べていましたが、日常的に食べていたわけではなく、食べ物がない時の最後の手段として仕方なく食べていたようです。

タコスッポンタケとキヌガサタケの違いは?仲間のキノコも紹介

出典:https://twitter.com/phil0p0n/status/1433009138984882178/photo/4

タコスッポンタケはキノコの中でもスッポンタケ目スッポンタケ科に属しており、この種類のキノコはさまざまな種類があります。画像とともに、他のスッポンタケ目のキノコとタコスッポンタケの違いを紹介していくので、興味があれば参考にしてください。

①キヌガサタケ

出典:https://nobushun.exblog.jp/15088868/

キヌガサタケは、生息地は中国や日本、オーストラリアなどで広く生息しているキノコです。名前の由来は、レース状の菌網が昔の貴族が出かける時につけていた、笠のように見えることからです。繁殖するときはタコスッポンタケと同じく、ネバネバとした胞子を出してハエやカタツムリに媒介させるため、異臭を放ちます。

朝に成長しますが、昼には萎んでしまうため希少性の高いキノコで、フランス料理や中華料理では高級食材として珍重されています。

②キツネロウソク

出典:http://www.hedara.com/kinoko/kitsunenorousoku/kitsunenorousoku.htm

キツネロウソクの名前の由来は、細く白い茎に赤い先端が蝋燭に見えるからです。確かに幻想的な蝋燭のようなキノコです。種小名は「犬のような」という意味で、犬くさい悪臭を放つのが由来です。キツネロウソクは悪臭を放つほかキノコの中でも、細く小さいので食用には向いていません。生息地は温暖な北半球で、ヨーロッパを中心に日本でも見ることができます。

③スッポンタケ

出典:http://s-kinokonokai.sakura.ne.jp/kinoko/common/supponntake.htm

スッポンタケはスッポンタケ目を代表するキノコで、名前の由来は陰茎からきています。グレバと呼ばれる胞子を出す先端部分はネバネバとしており、悪臭を放つのが特徴で、タコスッポンタケと同じくハエなどを通して胞子を媒介させます。

グレバを取れば揚げて食べることができるため、ドイツやフランス、中国では食材として使われていることがあり、このことから世界の広い地域で生息しているようです。味は魚のようであると言われ、タコスッポンタケと共通している部分の一つと言えます。

タコスッポンタケ以外の見た目がヤバい・奇妙なキノコ

出典:https://twitter.com/idea_antena/status/949159347631861761/photo/1

エイリアンや悪魔の手とも呼ばれるキノコのタコスッポンタケですが、他にも見た目が不気味なキノコが多く存在します。タコスッポンタケ以外の変わった見た目のキノコを画像とともに紹介していくので、参考にしてみてください。

①ブリーディングトゥース

出典:https://karapaia.com/archives/52164572.html

ブリーディングトゥースは、流血した歯という意味のキノコです。一見すると、確かに臼歯から出血したような見た目のキノコですが、名前の由来は表側からではありません。通常キノコは傘の裏側がひだのようになっており、胞子が作られています。

ところがブリーディングトゥースは、傘の裏側に歯のような突起物が並んでおり、そこで胞子を作っているためこの名前が付けられました。表面の赤い汁は水分を土から吸い上げ過ぎたときに出てくるもので、抗菌作用があるようですが、何の役に立っているのかは分かっていません。

②マメザヤタケ

出典:https://karapaia.com/archives/52222721.html

マメザヤタケは、5cm〜8cmほどのキノコで、日本でもほぼ通年を通して見ることができます。見た目が真っ黒で突起部分が白っぽくなり、いくつか並んでいると人の指のように見えることから、英名では死者の指とも言われています。無毒ではありますが、触ると手が胞子で真っ黒になり、中は空洞であるため食用にも向いていません。

タコスッポンタケは「悪魔の指」という異名を持つキノコ

オーストラリアから世界に生息地を広げたタコスッポンタケは、触手のような見た目で成長段階やハエに胞子を媒介させるなど、他のキノコとは違った生態をしています。現在日本ではタコスッポンタケがあるかは確認されていませんが、海外に行った時にはキノコを観察してみても良いかもしれません。

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