タコスッポンタケとは?まるで悪魔の指?匂い・見た目の特徴や食べれるかも紹介!

タコスッポンタケというキノコを知っていますか?その見た目から「悪魔の指」や「エイリアンの卵」と呼ばれることもあります。今回は、タコスッポンタケの見た目や香りの特徴や食べられるかを紹介します。タコスッポンタケと似たキヌガサタケとの違いやどんな仲間のキノコがいるのかも紹介するので参考にしてみてくださいね。

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目次

  1. タコスッポンタケとは?どんなキノコ?
  2. タコスッポンタケの生息地
  3. タコスッポンタケの名前の由来・意味
  4. タコスッポンタケが持つ異名は?悪魔の指と呼ばれてる?
  5. タコスッポンタケの異名①「悪魔の指」
  6. タコスッポンタケの異名②「エイリアンの卵」
  7. タコスッポンタケの異名③「クトゥルフ」
  8. タコスッポンタケの見た目・匂いなどの特徴は?
  9. タコスッポンタケは成長段階によって見た目が変わる
  10. 成長したタコスッポンタケは非常に臭い
  11. タコスッポンタケは食べられる?食べ方・料理は?
  12. タコスッポンタケは異臭ゆえ食用にされることは少ない
  13. タコスッポンタケとキヌガサタケの違いは?仲間のキノコも紹介
  14. ①キヌガサタケ
  15. ②キツネロウソク
  16. ③スッポンタケ
  17. タコスッポンタケ以外の見た目がヤバい・奇妙なキノコ
  18. ①ブリーディングトゥース
  19. ②マメザヤタケ
  20. タコスッポンタケは「悪魔の指」という異名を持つキノコ

タコスッポンタケは成長段階によって見た目が変わる

出典: @suiming666

タコスッポンタケは成長段階によって、大きく見た目が変わるのが特徴です。成長するとネバネバとした胞子を出し、赤いエイリアンの触手のような見た目をしていますが、初期のころは卵のようで普通のキノコのようにも見えます。成長するに従って卵が割れて、中からエイリアンの触手ような見た目の中身が出てきます。

成長したタコスッポンタケは非常に臭い

タコスッポンタケは初期の頃はそれほど臭いは発していませんが、成長すると非常に臭く魚やカニが腐ったような臭いを発します。タコスッポンタケの胞子は粘着性があり、他のキノコの胞子と違い風で胞子が飛びません。胞子はハエに運んでもらって媒介させる必要があり、ハエを臭いで引き寄せて胞子を他の場所に広げます。

Twitterの口コミ

意訳「エイリアンが卵から孵ろうとしている」!!
タコスッポンタケというキノコらしいです。ハエに胞子を運ばせるためにくっさい臭いを出すらしい・・

タコスッポンタケは食べられる?食べ方・料理は?

出典: @Hisashi_Hemp

タコスッポンタケはエイリアンのような見た目や匂いが独特のキノコですが、食べられるでしょうか。タコスッポンタケを食用にするという話を聞くことはありませんが、理由についても説明するので、興味があれば参考にしてください。

タコスッポンタケは異臭ゆえ食用にされることは少ない

タコスッポンタケはハエを惹きつけるために臭いを発していますが、魚やカニの腐ったような異臭のため、食用にされることはあまりないキノコです。ただし、毒キノコではないため、食べても特に問題はありません。また、卵の状態の時にはそれほど臭いを発していないため、気分を悪くすることなく食べられるようです。

食べ方はフライにする方法で、魚のような味と言われています。実際にオーストラリアの先住民であるアボリジニの人は食べていましたが、日常的に食べていたわけではなく、食べ物がない時の最後の手段として仕方なく食べていたようです。

タコスッポンタケとキヌガサタケの違いは?仲間のキノコも紹介

タコスッポンタケはキノコの中でもスッポンタケ目スッポンタケ科に属しており、この種類のキノコはさまざまな種類があります。画像とともに、他のスッポンタケ目のキノコとタコスッポンタケの違いを紹介していくので、興味があれば参考にしてください。

①キヌガサタケ

出典:https://nobushun.exblog.jp/15088868/

キヌガサタケは、生息地は中国や日本、オーストラリアなどで広く生息しているキノコです。名前の由来は、レース状の菌網が昔の貴族が出かける時につけていた、笠のように見えることからです。繁殖するときはタコスッポンタケと同じく、ネバネバとした胞子を出してハエやカタツムリに媒介させるため、異臭を放ちます。

朝に成長しますが、昼には萎んでしまうため希少性の高いキノコで、フランス料理や中華料理では高級食材として珍重されています。

②キツネロウソク

出典:http://www.hedara.com/kinoko/kitsunenorousoku/kitsunenorousoku.htm

キツネロウソクの名前の由来は、細く白い茎に赤い先端が蝋燭に見えるからです。確かに幻想的な蝋燭のようなキノコです。種小名は「犬のような」という意味で、犬くさい悪臭を放つのが由来です。キツネロウソクは悪臭を放つほかキノコの中でも、細く小さいので食用には向いていません。生息地は温暖な北半球で、ヨーロッパを中心に日本でも見ることができます。

③スッポンタケ

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