タコスッポンタケとは?まるで悪魔の指?匂い・見た目の特徴や食べれるかも紹介!
タコスッポンタケというキノコを知っていますか?その見た目から「悪魔の指」や「エイリアンの卵」と呼ばれることもあります。今回は、タコスッポンタケの見た目や香りの特徴や食べられるかを紹介します。タコスッポンタケと似たキヌガサタケとの違いやどんな仲間のキノコがいるのかも紹介するので参考にしてみてくださいね。
目次
- タコスッポンタケとは?どんなキノコ?
- タコスッポンタケの生息地
- タコスッポンタケの名前の由来・意味
- タコスッポンタケが持つ異名は?悪魔の指と呼ばれてる?
- タコスッポンタケの異名①「悪魔の指」
- タコスッポンタケの異名②「エイリアンの卵」
- タコスッポンタケの異名③「クトゥルフ」
- タコスッポンタケの見た目・匂いなどの特徴は?
- タコスッポンタケは成長段階によって見た目が変わる
- 成長したタコスッポンタケは非常に臭い
- タコスッポンタケは食べられる?食べ方・料理は?
- タコスッポンタケは異臭ゆえ食用にされることは少ない
- タコスッポンタケとキヌガサタケの違いは?仲間のキノコも紹介
- ①キヌガサタケ
- ②キツネロウソク
- ③スッポンタケ
- タコスッポンタケ以外の見た目がヤバい・奇妙なキノコ
- ①ブリーディングトゥース
- ②マメザヤタケ
- タコスッポンタケは「悪魔の指」という異名を持つキノコ
スッポンタケはスッポンタケ目を代表するキノコで、名前の由来は陰茎からきています。グレバと呼ばれる胞子を出す先端部分はネバネバとしており、悪臭を放つのが特徴で、タコスッポンタケと同じくハエなどを通して胞子を媒介させます。
グレバを取れば揚げて食べることができるため、ドイツやフランス、中国では食材として使われていることがあり、このことから世界の広い地域で生息しているようです。味は魚のようであると言われ、タコスッポンタケと共通している部分の一つと言えます。
タコスッポンタケ以外の見た目がヤバい・奇妙なキノコ
エイリアンや悪魔の手とも呼ばれるキノコのタコスッポンタケですが、他にも見た目が不気味なキノコが多く存在します。タコスッポンタケ以外の変わった見た目のキノコを画像とともに紹介していくので、参考にしてみてください。
①ブリーディングトゥース
ブリーディングトゥースは、流血した歯という意味のキノコです。一見すると、確かに臼歯から出血したような見た目のキノコですが、名前の由来は表側からではありません。通常キノコは傘の裏側がひだのようになっており、胞子が作られています。
ところがブリーディングトゥースは、傘の裏側に歯のような突起物が並んでおり、そこで胞子を作っているためこの名前が付けられました。表面の赤い汁は水分を土から吸い上げ過ぎたときに出てくるもので、抗菌作用があるようですが、何の役に立っているのかは分かっていません。
②マメザヤタケ
マメザヤタケは、5cm〜8cmほどのキノコで、日本でもほぼ通年を通して見ることができます。見た目が真っ黒で突起部分が白っぽくなり、いくつか並んでいると人の指のように見えることから、英名では死者の指とも言われています。無毒ではありますが、触ると手が胞子で真っ黒になり、中は空洞であるため食用にも向いていません。
タコスッポンタケは「悪魔の指」という異名を持つキノコ
オーストラリアから世界に生息地を広げたタコスッポンタケは、触手のような見た目で成長段階やハエに胞子を媒介させるなど、他のキノコとは違った生態をしています。現在日本ではタコスッポンタケがあるかは確認されていませんが、海外に行った時にはキノコを観察してみても良いかもしれません。