マダラの人気レシピ11選!刺身以外も美味しい?捌き方や味わいも紹介!

【料理ブロガー監修】マダラはどんな魚か知っていますか?今回は、マダラの〈旬・値段・味わい〉など特徴や美味しい食べ方を、捌き方・下処理の仕方とともに紹介します。〈塩焼き・煮付け・ムニエル〉など、マダラの美味しい人気レシピ11選も紹介するので参考にしてみてくださいね。

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専門家監修 |料理専門家・料理ブロガー どめさん
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子供を2人育てながらワーキングママをしています。簡単・時短で作れるレシピを研究、考案しています。日々の料理に役立つ情報を分かりやすくお伝えしたいと思いますので、よろしくお願いいたします。

目次

  1. マダラとは?
  2. マダラの生態・見た目など特徴
  3. マダラの旬の時期と値段
  4. マダラの味わいや美味しい食べ方・調理法は?
  5. マダラの味わい
  6. マダラの食べ方は刺身〜煮付けまで様々!
  7. マダラの捌き方・下処理
  8. マダラの美味しい人気レシピ11選!
  9. ①刺身の昆布締め
  10. ②塩焼き
  11. ③ムニエル
  12. ④煮付け
  13. ⑤子供にも人気のフライ
  14. ⑥ソテー
  15. ⑦野菜のあんかけ
  16. ⑧皮無しマダラの酒蒸し
  17. ⑨ヘルシーな甘酢焼き
  18. ➉和風アクアパッツア
  19. ⑪作り置きにもおすすめの洋風ピカタ
  20. マダラを美味しく調理しよう!

マダラとは?

寒い季節になると、スーパーの鮮魚コーナーなどにマダラが並ぶことがあります。マダラは、どのような特徴をもつ魚なのでしょうか。マダラの生態や見た目の特徴のほか、旬の時期や値段について紹介します。

マダラの生態・見た目など特徴

マダラはタラ目タラ科マダラ属に分類される魚で、北海道の海岸をはじめ日本海や太平洋の沿岸周辺に生息しています。日本周辺のマダラは水深200mから400mほどの海に生息し、夏場は深海に潜み、冬の産卵期には浅い海に戻る性質があります。マダラは稚魚の頃は動物プランクトンを捕食し、成長すると魚類や甲殻類、頭足類なども餌とする肉食性の魚です。

マダラの名前の由来には様々な説があり、そのなかでも切った身が白いことを意味する「血が足らぬ」の言葉や、皮の模様がまだらであることから来ている説が有力です。マダラは、タラや生タラ、ホンダラなどの名前で呼ばれることもあります。

マダラは全長120cmほどの大きさで、日本のタラ種に属する魚の中でも最も大きいと言われています。魚体は黒みを帯びた茶色い色をしていて背にまだら模様があり、上あごはひげの付いた下あごよりも突き出ているのが特徴です。

マダラの旬の時期と値段

マダラは12月から2月ごろになると産卵のために沿岸周辺に集まり、この時期に旬を迎え漁獲量も増えます。マダラの旬は冬のため、湯豆腐や煮付け、鍋などの煮込み料理に調理して食べられることが多いです。

マダラの値段は時期によって差があり、冬から春先ごろは1kgあたり700から800円前後ですが、夏場は1kgあたり900円から1000円ほどまで高騰します。通販では、4kgのマダラ1尾が8000円から10000円で販売されることもあるようです。

マダラの味わいや美味しい食べ方・調理法は?

マダラを食べると、どのような食感や味わいが楽しめるのでしょうか。ここでは、マダラの味わいや実際に食べた人の口コミのほか、おすすめの食べ方や調理法を紹介します。

マダラの味わい

マダラは、身だけでなく白子も美味しく食べられる魚です。マダラの身はほのかに繊維があり透き通った白身で、クセが弱くほのかに甘みがあり、歯ごたえのある食感が特徴です。特に旬の時期のマダラの身は、旨味が増して美味しくなると言われています。

マダラの精巣である白子は柔らかくクリーミーな味わいで、フグの白子よりも安値で購入できることから人気があります。マダラの白子を食べた人によると、柔らかくとろけるような食感が楽しめるそうです。

Twitterの口コミ

🍱#おうちごはん🍱
🍽タラのムニエル🍽
▫️芳醇なバターの風味を纏わせたよ🐒
▫️ほうれん草のソテー、香りと味を濃縮させたエリンギを添えて
▫️マダラのほどけるような心地よい食感☺️プリプリした身を噛むとじんわり出てくる旨味がたまらないね🥰
▫️おいしかったお😋
#自炊 #Twitter家庭料理部 #飯テロ

マダラの食べ方は刺身〜煮付けまで様々!

マダラの身はクセが少なく淡白な味わいのため、刺身をはじめ煮付けなど様々な料理に活用することができます。マダラの産地である岩手県では刺身として食べることが多く、富山県では昆布締めにして生食するのが人気です。

マダラは加熱しても身が硬くなりにくいため、湯豆腐や鍋、煮付けなどの煮込み料理のほか、ムニエルやソテーのような焼き物料理にも向いています。マダラの白子も身と同様に火を通しても硬くならず、茹でてポン酢や醤油などを付けると美味しく食べられます。

どめさん

料理ブロガー

マダラは淡白な味わいなので、そのまま刺身としてあっさりとした味わいを楽しんだり、漬け丼にするのもおすすめ。漬け丼にして〆に出汁をかけて食べるのも美味しいですよ。また煮付けにしたり、冬場は鍋の具材にするのにも最適で、何かと調理しやすいのが嬉しいポイントです。

マダラの捌き方・下処理

マダラの捌き方や下処理の手順は、以下の通りです。

1.包丁でウロコやぬめりを取り除く
2.カマの上から包丁を入れて、中骨主骨を切り落とす
3.肛門からカマの部分まで刃を入れる
4.喉を切り、頭を引っ張って内臓を取り除く
5.腹の内側にある黒い膜を手で取り除く
6.中骨主骨の周辺にある血ワタを取り除き、流水で洗ってしっかりと水気を拭き取る
7.背びれから中骨まで包丁を入れ、背びれに沿って背中の身を切り開く
8.裏返し、尻ひれに沿いながら尾の付け根部分から肛門にかけて切り開く
9.刃の先端で、腹骨と中骨主骨の連結部分である軟骨を切り離す
10.尾の付け根部分に向かって身を切り離す
11.尾の付け根を持ち上げながら中骨主骨についている身を刃の先端で切り、半身を切り離して二枚おろしの完了
12.半身と中骨を切り離し、三枚おろしの完了


マダラは身にぬめりがあるため、軍手などをつけて目玉を押さえながら捌いてください。この際、口に指を入れるとマダラの歯で怪我をする恐れがあるため、注意しましょう。身を切り離す工程では、尾の付け根部分に切れ込みを入れて指をかけて身を持ち上げると、身が崩れにくくなります。

マダラの美味しい人気レシピ11選!

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