高級貝「ながらみ」とは?砂抜きや塩茹での仕方は?人気レシピも紹介!
ながらみはどんな貝か知っていますか?今回は、ながらみの〈味・値段・旬の時期・産地〉など特徴や、〈砂抜き・塩茹での仕方〉など食べ方・調理法についても紹介します。貝毒などながらみを食べる際の注意点や保存法をレシピとともに紹介するので参考にしてみてくださいね。
目次
③煮付け
ながらみをみりんと市販のつゆで味付けした煮付け料理のレシピです。ながらみは塩以外で味付けして料理しても美味しく、火も通りやすいので比較的短時間で料理できます。砂抜きをしても砂が残ってしまった場合は、煮汁ですすぎながら食べるようにして下さい。
ながらみの保存方法は?
ながらみはさまざまな料理に活用できる貝ですが、多く手に入った場合などには料理しても使い切れないこともあるでしょう。そこでここでは、ながらみを長持ちさせられる保存方法を紹介します。腐っているながらみの見分け方についても紹介するので参考にしてください。
ながらみの保存は砂抜きして冷凍がおすすめ
ながらみを保存する場合は、砂抜きをした後に塩茹でした状態でジッパーバッグなどに入れて冷凍保存するのがおすすめです。ながらみは砂抜きに時間がかかる貝なので、砂抜きした状態で保存しておけば調理時間の短縮に役立ちます。冷凍したながらみを料理に使う場合は、冷蔵庫にいれて12時間程度かけて自然解凍しましょう。
解凍後のながらみはそのまま食べても美味しいですが、5分程度茹でるとより風味が増します。なお、冷凍した場合の保存期間は1ヶ月程度なので、保存期間が長くなり過ぎないように注意してください。また、一度解凍した後のながらみの冷蔵庫での保存期間は3日程度が目安です。
死んだながらみがいたら取り除こう
ながらみを保存する際に以下のような特徴を持つ死んだながらみや腐ったながらみを見つけた際は、あらかじめ取り除いておきましょう。
・砂抜き中に水管や身が出てこない
・つついても反応しない
・身が溶けている
・強烈な腐敗臭がある
ながらみを始めとする貝類は、生きていれば砂抜きの際に貝殻の外に水管や身が出てくるほか、つついた時に動きます。死んでいる場合にはこれらの特徴が見られず、さらに身が溶けて液状になっていたり、腐敗臭を放つようになったりするのが特徴です。
死んで腐った貝の腐敗臭は強烈なので、あきらかに不快な臭いを放っている場合には死んだながらみが混ざっている可能性が高いでしょう。死んだながらみが混ざったまま保存すると、生きているながらみにもその臭いが移ってしまうので、保存前にしっかりと見極めて取り除くことが大切です。
ながらみはどこで売ってる?
近年ではながらみの流通量が減っている影響で、ながらみを一度も見たことがない人もいるかもしれません。ながらみを食べたい場合は、どこで手に入れることができるのでしょうか。ここでは、ながらみの購入方法について紹介します。
スーパーでの取り扱いは少ないため通販がおすすめ
ながらみは、千葉県や静岡県のような主な産地以外ではスーパーなどで販売されていることはほとんどありません。そのため、確実に手に入れたいのであればインターネット通販を活用するのがおすすめです。インターネット通販では、生きた状態の生のながらみのほか、砂抜きや塩茹でをした上で冷凍したながらみが販売されています。
砂抜きや塩茹でが施されている商品は解凍するだけでそのまま食べられ、さらに汁物などにも使いやすいので時間がない日の料理作りにも便利です。
ながらみを食べてみよう
ながらみの味や値段・旬などの特徴のほか、砂抜きや塩茹でなどの具体的な調理方法、おすすめの料理のレシピなどについて紹介しました。ながらみは値段が高めの貝ですが、その味の良さから人気の高い食材の1つです。インターネット通販を活用すれば確実に手に入るので、紹介したレシピなどを参考に是非その美味しさを味わってみてください。