玉ねぎは芽が伸びても食べられる?発芽した際の対処法や予防策を伝授!
【管理栄養士監修】玉ねぎの芽は食べられるか知っていますか?じゃがいもの様に毒はないのでしょうか?今回は、玉ねぎの芽が伸びた場合の対処法や芽の成長を止める方法を紹介します。玉ねぎの芽の栽培方法や玉ねぎの芽の食べ方も紹介するので、参考にしてみてくださいね。
目次
1、プランターと土を用意して、芽が出た玉ねぎを植える
2、土の表面が乾いたら水をやる
3、20cm程度の長さになった芽を収穫する
玉ねぎを植えるときは、芽が土で隠れないように注意しましょう。玉ねぎの先端が見える程度がベストです。また、玉ねぎは水分をあまり必要としない野菜です。水のやりすぎは成長を妨げるおそれがあるため、土が乾いたのを確認してから水をやりましょう。
熊橋麻実
管理栄養士
ねぎはちょっと彩りが足りないときや、味にアクセントが欲しいときに重宝します。家で育てていると、収穫して新鮮なまま使えるので、便利ですよね。
玉ねぎの芽を伸ばさない方法はある?
玉ねぎの芽を食べることは可能ですが、葉の部分のおいしさが失われてしまうのは残念ですよね。玉ねぎの葉の栄養や味を落とさないために、発芽させない保存方法も覚えておきたいところです。ここでは、玉ねぎの芽を伸ばさない保存の仕方について解説します。
冷蔵庫で保存する
玉ねぎを吊るすスペースや環境がない場合、冷蔵庫の野菜室を利用して玉ねぎを保存しましょう。野菜室は湿気がこもりやすいので、玉ねぎを保存する袋に乾燥材を入れたり、ひとつずつ新聞紙で包んだりするなど、湿気を取り除く工夫が必要です。
冷蔵庫の野菜室で保管する場合、2週間から1ヵ月を目安に使い切るようにしましょう。
また、野菜室でりんごを保存している方は要注意です。りんごから出るエチレンガスという成分は、玉ねぎの成長を促す効果があるため、発芽を早める原因になってしまいます。玉ねぎとりんごは別の場所で保存しましょうね。
吊るして保存する
玉ねぎは高温多湿に弱い野菜のため、鮮度を長持ちさせるには涼しくて風通しのよいところで保存しましょう。玉ねぎをひとつずつネットに入れて吊るしておくと、湿気がこもらないのでおすすめです。吊るして保存すると、玉ねぎ同士がぶつかり合わないので、地面に置いて保存するよりも傷みづらくなりますよ。
吊るした場合の保存期間は、1ヵ月から2ヵ月程度です。
玉ねぎネットはスーパーや100円ショップなどで購入することができます。履かなくなったストッキングやタイツなどで代用する方法もあるので、用意しやすい材料で試してみるといいでしょう。
熊橋麻実
管理栄養士
玉ねぎの保存は乾燥・低温が基本です。屋外に干しておく場合、雨のかからないところや湿気がこもらないところにしましょう。
(*玉ねぎの吊るし方について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
カットして冷凍保存する
玉ねぎはカットしてから冷凍保存することも可能です。生で食べることはできませんが、煮込み料理や炒め物など、さまざまな食べ方ができますよ。
みじん切りやスライス、くし切りなど、お好みの形にカットした玉ねぎを、密閉できる保存袋に入れて急速冷凍します。袋の中の空気をできるだけ抜いておくことが、冷凍焼けを防ぎ、風味を損なわずに冷凍するポイントです。
冷凍した玉ねぎの保存期間はおよそ1ヵ月です。解凍した玉ねぎは再冷凍すると傷んでしまうので、使う分だけ解凍するようにしたいですね。
(*玉ねぎの保存方法について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
玉ねぎは芽が伸びても食べられる
芽が伸びてきた玉ねぎは、ギョッと驚く見た目になるので、捨ててしまっていたという方も多いはずです。しかし、玉ねぎの芽は食べられる部分なので、ムダにしてしまうのはもったいないことですよね。
伸びてしまった玉ねぎの芽も、上手に料理に取り入れて最後まで食べきりましょう。