家系ラーメンはまずい？苦手な人多数？口コミや美味しい店の選び方を紹介！

味やサービスの質が低いチェーン店が激増してしまった一方で、元祖の「吉村家」をはじめ、行列の絶えない人気家系ラーメン店も多くあります。そういったお店はどのような特徴があり、まずいお店とどう違うのでしょうか。お店選びを失敗しないポイントについて紹介します。

豚骨の香りがお店の外まで漂っているということは、つまり店内で豚骨スープを作っている可能性が高いということです。冷凍スープであれば、解凍すれば使用できることから、お店の外まで香りが漂うということは考えにくいといえます。美味しい家系ラーメンの味にこだわりを持って営業しているお店は、店内で豚骨スープを作っていることが多いです。

多くの家系ラーメン店の卓上には、自由に追加できるニンニクがあります。ニンニクが新鮮かどうかも、美味しい店を見分ける特徴です。品質やサービスにこだわる人気店ならば、卓上の手入れも行き届いているのに加え、調味料が減るスピードも速いからです。ニンニクの鮮度にかなりこだわるお店には、丸のニンニクとガーリックプレスが置いてあることもあります。

厨房が見える店内設計になっていることも、原価率の低い冷凍スープを使用せず、自店でスープを作っているか確認するための一つの見分け方です。厨房をお客に見せられるということは、隠すことがないともいうことができ、スープを始め、ラーメン作りにこだわりや自信があるお店といえます。

店員やお店の雰囲気に覇気があるか、サービスが行き届いているかも美味しいお店を選ぶ一つのポイントです。ラーメンをはじめとする外食では、味だけでなくお店の雰囲気も合わせて楽しむことで「美味しい」に繋がるため、店員やお店の雰囲気は大切です。利益だけでなく、お客のことを考えているお店であれば、自然と覇気のある雰囲気が出てきます。

美味しい家系ラーメンのお店は、ライスも美味しいです。味にこだわるがゆえに、ライスも丁寧に炊いていることが多いのです。利益ばかりを追求したチェーン店では安価な外国産米を使用しているのに対し、美味しいお店では少々高くても美味しい国産米を使用していることも少なくありません。国産米を使用しているお店は、店内にその旨が明記しているはずです。

酒井製麺の麺を使用している家系ラーメン店では、本物の美味しいラーメンが食べられます。酒井製麺とは、家系ラーメンの元祖である「吉村家」をはじめ、家系ラーメン店御用達の麺を卸している製麺所のことです。基本的には、「吉村家」から独立した直系のラーメン店のみが、紹介を受けたのちに酒井製麺の麺を使用できるといわれています。

家系ラーメンは油っこい、くどいと感じやすく、まずいという人が多くいます。しかし質の低いチェーン店でそう感じたならば、それはもったいないかもしれません。「吉村家」をはじめ、味やサービスにこだわった美味しいお店も多くあるからです。お店を正しく選ぶことで、美味しい家系ラーメンに出会えるチャンスがあることを銘記しておきましょう。