ナガノパープルとは？値段・味・時期など特徴は？皮ごと食べられるの？

ぶどうには見た目も味も異なる様々な種類がありますが、その1つであるナガノパープルとは一体どのような特徴を持つ品種なのでしょうか。ここではナガノパープルの正体や旬について紹介します。

ナガノパープルは巨峰によく似た見た目をしたぶどうですが、これは「巨峰」と「リザマート」を交配して作られた品種だからです。名前にナガノとついていることからも分かる通り長野県で誕生した品種で、2004年に品種登録された黒ぶどうの一種です。

ナガノパープルの旬の時期は9月中旬から10月上旬にかけてで、ぶどうの中では比較的早い時期であることから早生品種に分類されます。ただし、ナガノパープルよりも早い夏場の時期にはピオーネや巨峰が出回っているため、早生の印象を持たれないことも多いようです。

(＊ぶどうの種類について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)

ナガノパープルは見た目が巨峰によく似ていますが、味も巨峰と似ているのでしょうか。ここではナガノパープルの味わいや食べ方について、皮ごと食べられるかどうかも踏まえながら紹介します。

ナガノパープルの糖度は18～20度ほどで、しっかりとした甘みを感じる美味しいぶどうです。一方で酸味もありますが、それほど強くはないので食べやすく、濃厚な風味があります。優しい香りもあり、果肉がほぐれやすく食べやすい品種で最後まで飽きずに食べられるぶどうです。

ナガノパープルはシャインマスカットなどと同じく、皮ごと・種無しで丸ごと食べられる非常に食べやすい品種のぶどうです。巨峰は皮を剥いて食べるのが一般的なので、皮を食べられるかどうかが巨峰との違いの1つと言えるでしょう。皮の部分には適度な渋みがあり、実の部分と一緒に食べるとバランスの取れた味わいになります。

ただし、収穫から時間が経つと皮が固くなる上に渋みも強くなるので、剥いて食べることをおすすめします。

ぶどうは品種によっては値段が高く、なかなか日常的には食べられない場合もありますが、ナガノパープルの値段はどのくらいなのでしょうか。ここではナガノパープルの値段について詳しく解説します。