クリガニの味はまずい?理由は値段の安さゆえ?鮮度の見分け方など紹介!
クリガニはまずいのでしょうか?毛ガニとの違いが気になりますよね。今回は、クリガニの味を〈まずい・美味しい〉と感じる人の口コミや、まずいと言われている理由とともに紹介します。新鮮なクリガニの見分け方やまずいと感じない美味しい食べ方も紹介するので参考にしてみてくださいね。
目次
1kgあたり | 値段 |
クリガニ | 約1,000円 |
毛ガニ | 約5,000円 |
クリガニがまずいと言われる理由のひとつに、値段の安さが挙げられます。クリガニは毛ガニの1/5ほどの値段で、1匹100円前後で入手できる場合もあるため、値段相応の味わいと言われることがあります。ここではクリガニが安い理由を紹介するので、参考にしてください。
安い理由①旬の時期以外は味もサイズも落ちる
クリガニが安いのは、旬の時期以外は味やサイズが落ちるためです。クリガニの旬は3月~5月ごろの春で、この時期に漁獲されるのは体が大きい個体です。旬を過ぎると、成長途中の小さいクリガニが出回るようになります。
クリガニは、元々甲羅の幅が10cmほどの小さいカニのため、脚の身の量が少ないのが特徴です。旬の時期を外れた小さいクリガニはさらに身の量が少なくなり、食べられる部分がほとんどありません。また、旬を過ぎたクリガニは味も落ちるため、市場価値をつけにくいとも言われています。
安い理由②鮮度が落ちるのが早い
鮮度が落ちるのが早いのも、クリガニの値段が安い理由のひとつです。そもそもクリガニなどの甲殻類は鮮度が落ちるのが早く、死ぬと劣化が進んで味が落ちます。このようなクリガニを食べた人は、まずいと感じることが多いようです。また、死んだカニ類を食べると食中毒を発症する恐れもあるため、死んだクリガニを購入しないように注意してください。
また、クリガニが水揚げされる場所は都心から離れているため、かつては新鮮なクリガニを流通させるのが難しく、産地で消費されることが多かったようです。現在は流通技術の発達に伴い、関東地方でも生きた鮮度の良いクリガニが売られるようになりました。
新鮮なクリガニの見分け方は?
クリガニを美味しく食べたいなら、新鮮なものを見分ける方法を知っておく必要があります。ここでは、鮮度がよいクリガニの見分け方を紹介します。
見た目の特徴
新鮮なクリガニは、以下のような特徴があります。
・活発に動いている
・甲羅の色が濃い
クリガニなどのカニ類は活発に動くものほど鮮度がよく、家に持ち帰っても生きていることが多いため、家庭でも新鮮なクリガニが味わえます。また、甲羅の色が黒みがかった茶色い色をしているクリガニは鮮度がよく、身の量が多いうえに身や味噌の食味もよいと言われています。
触ったときの特徴
クリガニの鮮度がよいかどうかは、触った時の感触でも判断することができます。クリガニを手に乗せて重さを感じたら、身の量が多く美味しい証拠です。反対に軽いものは、脱皮して間もない可能性が高いです。クリガニは脱皮する際に体力を消耗するため、脱皮した直後は身の量が少なく、味も落ちているため美味しく食べられません。
さらに美味しく味わうにはオスではなくメスがおすすめ
クリガニをより美味しく味わいたい時は、オスではなくメスを選ぶのがおすすめです。クリガニは毛ガニとは違ってメスの漁が禁止されていないため、メスの内子や外子を味わうことができます。クリガニを裏返して、腹部に見えるふんどしと呼ばれる部位が丸みを帯びているものがメスです。メスがもつ内子は濃厚な味わいで、カニ味噌をつけても美味しく食べられます。
クリガニの美味しい食べ方・活用レシピを紹介!
クリガニは蒸したり茹でたりするほか、味噌汁などの汁物やパスタなどの料理に活用することもできます。ここでは、クリガニの美味しい食べ方やおすすめの活用レシピを紹介します。
(*クリガニの食べ方について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)