れんこんが茶色い…食べられる?腐敗との見分け方や変色を白く戻す方法を紹介!

れんこんが茶色いのは食べられるかを知っていますか?〈斑点・穴〉が茶色いと気になりますよね。今回は、れんこんが茶色に変色する原因や食べられるかを、〈ぬめり〉など腐ってる場合の見分け方とともに紹介します。茶色に変色したれんこんを戻す方法や腐ってるれんこんを食べたらどうなるのかも紹介するので参考にしてみてくださいね。

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目次

  1. れんこんが茶色に変色…原因は?食べられる?
  2. れんこんが茶色・黒い場合は基本食べて問題ない
  3. ただし茶色のれんこんが腐ってる場合は食べるのNG!
  4. 腐ったれんこんの特徴
  5. 腐ったれんこんを食べたらどうなる?
  6. れんこんの茶色い変色を白く戻すには?
  7. ①酢水につける
  8. ②あく抜きを行う
  9. れんこんが茶色でも食べられる場合もある

れんこんが茶色に変色…原因は?食べられる?

れんこん料理をしようといざ切ってみると、れんこんの穴や真ん中が汚れていたり、変色していたりした経験はあるでしょうか。れんこんの内側が白くない場合、その理由は何でしょうか。れんこんの中心や穴が茶色に変色してしまっても食べられるかどうかなど併せて解説していきます。

れんこんが茶色・黒い場合は基本食べて問題ない

切った時にれんこんが茶色や黒に変色していても基本的に食べることができます。変色の原因は、タンニンというれんこんに含まれるポリフェノールが酸化したためであると考えられているからです。本来、れんこんは泥の中で空気に触れずに育ちますから、出荷される時に酸化が始まり、茶色や黒い斑点ができます。

れんこんが黒くなっている主な原因は土が付いて汚れている、もしくはアクのせいだと言われています。れんこんは赤やピンクにも変色することがありますが、この場合もタンニンが原因のようです。茶色や黒に変色する場合の方が多いですが、鉄が錆びるのと同じように化学式の構造の違いであるだけのようです。

(*れんこんの黒ずみや斑点についてさらに詳しく知りたい人は、こちらの記事を読んでみてください。)

れんこんの黒ずみ・斑点は大丈夫?黒くなる原因は?変色を戻す方法を紹介!

ただし茶色のれんこんが腐ってる場合は食べるのNG!

れんこんは変色しやすい食べ物ですが、本当に腐っている場合に食べるのは危険です。腐ったれんこんの特徴や腐ったれんこんを食べてしまったらどうなるのか解説します。

腐ったれんこんの特徴

出典:http://renkon-girl.seesaa.net/upload/detail/image/110501_0948~01-thumbnail2.jpg.html

腐ったれんこんにはどのような特徴があるのでしょうか。れんこんには多少のぬめりや糸を引く本来の特徴があるので、腐っているかを見極めることは重要です。

・カビが生えている
・全体的に黒い
・異臭がする
・ぬめりがある
・触感が柔らかい

一部が黒い場合は酸化によることがありますが、全体的に黒い場合は腐っている可能性が高いので食べてはいけません。また表面に白っぽい斑点はカビであることが多いです。一部が腐ってる場合は、腐った部分を切り落として使うこともできますが、表面にぬめりがあったり、全体的に柔らかかったりする場合は腐っていることが多いので、あきらめて捨ててください。

(*れんこんが腐るとどうなるかさらに詳しく知りたい人は、こちらの記事を読んでください。)

れんこんが腐るとどうなる?見分け方は?ピンク・茶への変色は危険?正しい保存法も解説!

腐ったれんこんを食べたらどうなる?

酸化しているのか腐っているのか見極められなくて腐ったれんこんを食べてしまった場合、どんな症状がでるのでしょうか。食べても食中毒になる可能性は低いですが、土壌に生息しているボツリヌス菌が原因で食中毒になった場合、以下のような症状が見られます。

・吐き気、嘔吐
・筋力低下
・脱力感
・便秘
・神経症状


ボツリヌス菌による食中毒は神経症状が顕著に現れるのが特徴なので、このような症状が出たらすぐに医療機関に受診しましょう。ボツリヌス菌は酸素のない環境を好むことから、真空パックやレトルト食品のれんこんが腐っている疑いがある場合は注意してください。

れんこんの茶色い変色を白く戻すには?

①酢水につける

変色したれんこんを酢水に漬けることで白く戻すことができます。以下のような手順で行いましょう。

① 料理するサイズに切る
② 水2カップに大さじ1の酢かレモン汁に漬ける(約3%)
③ 5~10分後出して拭く


状態により元より白くなることもあれば、あまり白く戻らない場合もあります。長く付けすぎると風味や栄養が抜けてしまうので注意してください。酢に漬けることでタンニンの働きを鈍くし、酸性に傾けることで変色を防ぎます。

②あく抜きを行う

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