油揚げはそのまま生で食べられる?鍋に直で使うのはあり?活用レシピも紹介!
油揚げはそのまま生で食べれる・使えるか知っていますか?生でも美味しいのでしょうか?今回は、油揚げがそのまま生で食べられるかを、トースターでそのまま焼くなど美味しい食べ方などをレシピとともに紹介します。油揚げをより美味しく食べるための油抜きの方法も紹介するので参考にしてみてくださいね。
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油揚げはそのまま生で使える?安全に食べられるの?
油揚げは、味噌汁や煮物など様々な和食料理に使われている食品です。一般的に油揚げは油抜きをしてから調理しますが、下処理をしなくてもそのまま使えるのでしょうか。ここでは、油揚げが安全に生食できるかどうかに加えて、美味しく食べるための下処理を紹介します。
油揚げはそのまま生でも食べられる
油揚げはそのまま生でも食べられますが、その場合以下のようなデメリットもあります。
・古い物の場合はお腹を壊す恐れがある
・味が悪い
・味が染みにくい
・料理が油濃くなる
油揚げは豆腐を薄切りにして油で揚げた加工品のため、火が通っているので生とは言えないでしょう。昔は質の悪い油で油揚げを作っていたためそのままでは食べられませんでしたが、現在使われている食用油は質が高いため、そのまま食べても問題ありません。ただし、賞味期限が迫って表面の油が酸化している油揚げの場合は、食べるとお腹を壊す恐れがあります。
また、そのまま油揚げを食べた場合、油の風味が残っているためえぐみを感じることがあります。料理に使うと、表面に付いた油が他の食材に移って油濃い仕上がりになり、カロリーも高くなる点もデメリットの一つです。さらに、油揚げを煮込み料理にそのまま使った場合、油が調味料を弾いて中まで染みにくくなります。
ただし油揚げをより美味しく食べるには油抜きがおすすめ
油揚げをより美味しく食べたい場合は、以下のような手順で油抜きするのがおすすめです。
1.ザルに油揚げを乗せる
2.多めの熱湯を全体にかける
3.キッチンペーパーなどで水分を拭き取って完了
油揚げの油抜きは、上記のほかにも電子レンジで加熱したり湯通ししたりする方法もあります。電子レンジを使う際には、油揚げをキッチンペーパーで包んで耐熱皿に乗せ、600wで30秒程度加熱してください。また、鍋に水を入れて沸騰させ、中火で2分程度湯通ししても同様に油抜きができます。
賞味期限が迫った古い油揚げを食べる際には、油抜きをして酸化した油を取り除いてから食べた方が無難です。油抜きをした油揚げをおでんや鍋、味噌汁などの煮込み料理に使うと、調味料が良く染みて美味しく食べられます。
(*油揚げの油抜きについて詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
ちなみに油抜き不要の油揚げもある
一般的な油揚げのほかに、油抜きをせずにそのまま調理できる油揚げも販売されています。甘辛いタレに漬け込まれたパウチタイプの油揚げは、既に調理済みのため油抜きの手間が要らず、いなり寿司を作るのにも最適な商品です。また、味を付けて乾燥処理された油揚げは、油抜きが不要なうえに日持ちも長く、すぐに調理に使えて便利です。
油揚げをそのまま焼くなど美味しい食べ方・レシピを紹介!
基本的には油揚げは油抜きをしてから調理するのがおすすめですが、そのまま料理に使うとコクが増して美味しくなる場合もあります。ここでは、油揚げの油抜きをせずにそのまま焼くなどの食べ方や、おすすめのレシピを紹介します。
①トースター焼き
アルミホイルの上に油揚げを乗せて、トースターで3分程度加熱するだけで簡単に作れるレシピです。このように調理すると、油揚げの余分な水分が蒸発して、歯触りの良い食感に仕上がります。完成した油揚げに醤油を足らし、うどんにトッピングするのもおすすめです。
②煮物
油揚げを大根やにんじんとともに煮込むと、油が煮汁に溶け込んでコクが増した美味しい煮物が完成します。具材を千切りにすることで短時間で煮上がりますが、さらに時短したい時は大根やにんじんをスライサーで切るとよいでしょう。