オオモンハタの生刺身は寄生虫に注意!食中毒を引き起こす虫もいる!
オオモンハタにはどんな寄生虫がいるか知っていますか?生刺身を食べる際は注意が必要です。今回は、オオモンハタによくいる寄生虫〈イカリムシ・アニサキス・ペンネラ〉について〈生態・危険性〉とともに紹介します。オオモンハタの寄生虫「アニサキス」に要注意すべき理由を対処法とともに紹介するので参考にしてみてくださいね。
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目次
オオモンハタの寄生虫③ペンネラ
出典: @apichun
ペンネラという寄生虫もあまり耳に馴染みのない寄生虫です。ペンネラは食べても大丈夫なのでしょうか。ここからはイカリムシの正体や危険性などについて説明します。
ペンネラの見た目・大きさなど特徴と生態
ペンネラは、黒く細長い紐のような形をしているのが特徴で長いもので10cmくらいの長さがあります。ペンネラはカイアシ類の寄生虫で、淡水中に広く生息しています。
錨のようになった赤色の部分(頭部)を筋肉に食い込ませて、尾部を魚体の外に出しています。サンマ、カジキなどによく寄生しています。ペンネラの仲間は多く存在しますが、魚に寄生するのは雌のみです。ペンネラは具体的な生態や成長過程などがほとんど知られていません。
ペンネラは食べても無害
スーパーや鮮魚売り場などで取り扱われている魚は目視によって寄生虫の有無を確認され、除去されていますが、たまに混入していることがあるようです。もしペンネラを見つけたら、力を入れて引き抜きましょう。ペンネラは意外としっかりと魚に食い込んでいます。
目立つ大きさをしているため食べてしまうことはまれですが、人には寄生しないため、万が一食べても人体に影響はありません。
オオモンハタの寄生虫はアニサキスに要注意!
釣りなどでオオモンハタを手に入れた場合、寄生虫に気をつけましょう。特にアニサキスは小さく見つかりにくいことが多いですが、食べると食中毒を起こす可能性があるので火を入れて食べるようにしましょう。