ほうれん草の茹で汁は再利用OK?危険で体に悪い?活用法6選も紹介!

ほうれん草の茹で汁は再利用できるのでしょうか?危険で体に悪いとも聞きますがどちらでしょう。今回は、ほうれん草の茹で汁の再利用方法6選を紹介します。ほうれん草の茹で汁は雑草を抜く除草剤としても使えて便利なので参考にしてみてくださいね。

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目次

  1. ほうれん草の茹で汁は再利用できる?危険で体に悪いの?
  2. ほうれん草の茹で汁は「シュウ酸」を多く含むため飲む・料理に使うのは非推奨
  3. ほうれん草を茹で汁ごと使いたい場合はアク抜きをしてから
  4. ほうれん草の茹で汁の再利用方法のおすすめ6選!
  5. ①シミ抜き
  6. ②床や窓磨きのワックス代わり
  7. ③木製品の漂白剤
  8. ④ぬめりや黒ずみ落とし
  9. ⑤雑草を抜く
  10. ⑥他の食材を茹でる
  11. ほうれん草の茹で汁を活用してみよう

ほうれん草の茹で汁は再利用できる?危険で体に悪いの?

ほうれん草を茹でた後に、栄養が溶けだした茹で汁はそのまま捨ててしまうのはもったいないと思ってしまう人もいるでしょう。今回は、ほうれん草の茹で汁は何かに再利用できるのか、また、茹で汁を利用・活用することで危険はないかについて紹介します。

ほうれん草の茹で汁は「シュウ酸」を多く含むため飲む・料理に使うのは非推奨

シュウ酸の過剰摂取による症状は、主に以下の通りです。

・歯石
・尿路結石


緑黄色野菜の代表であるほうれん草には、シュウ酸が多く含まれています。ほうれん草の茹で汁には、シュウ酸が多く溶けだしているので、茹で汁をまるごと飲んだり、食べたりする料理はおすすめしません。シュウ酸を多く摂取すると、体内のカルシウムと結合することでシュウ酸カルシウムとなり、歯石として歯にこびりついたり、尿路結石の原因になったりします。

またシュウ酸はシミ抜きの材料となることがありますが、一般では手に入らない劇薬であり、その濃度によっては大変危険なものでもあります。

(*ほうれん草の食べ過ぎについて詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)

ほうれん草の食べ過ぎは体に悪い?1日の摂取量は?シュウ酸の摂取を抑える方法を紹介!

ほうれん草を茹で汁ごと使いたい場合はアク抜きをしてから

ほうれん草の茹で汁を直接飲むような味噌汁のような料理を作る場合は、味噌汁の中にほうれん草を入れる前に、下処理としてアク抜きをしましょう。アク抜きは鍋で油を沸かす方法もありますが、電子レンジで行う方法もあります。ただし火を入れる時間を長くすると、ほうれん草の大切な栄養分も水に流れ出てしまうため注意しましょう。

(*ほうれん草のアク抜きについて詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)

ほうれん草のアク抜きはなぜ必要?栄養が残る&色止めできる茹で方のコツを解説!

ほうれん草の茹で汁の再利用方法のおすすめ6選!

ほうれん草の茹で汁は栄養成分が溶けだしているものの色んな料理に再利用することはおすすめしません。しかし食用の他におすすめの再利用方法があります。ここではほうれん草の茹で汁の再利用方法について紹介します。

①シミ抜き

ほうれん草の茹で汁でシミ抜きが可能です。シミ抜きとして使う場合は、シミができた布の下にキッチンペーパーを置いておくと、シミを吸い取ってくれます。ほうれん草の茹で汁を染み込ませたペーパーでシミができている部分を叩きます。醤油、コーヒー、お茶、ケチャップなど水溶性のシミは、ほうれん草の茹で汁である程度落ちます。

②床や窓磨きのワックス代わり

ほうれん草の茹で汁を含ませたタオルや雑巾などで床や窓を磨くと、ワックス効果でつややかになります。化学薬品などで手荒れがする人や肌が弱い人でも、安心して床磨きができます。

③木製品の漂白剤

ほうれん草の茹で汁は、木製品の漂白剤としても使用できます。ほうれん草の茹で汁をスポンジに含ませてまな板をこすると、汚れを落とすことができるため、ほうれん草を茹でた際には試してみましょう。

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