ほうれん草の食べ過ぎは体に悪い?1日の摂取量は?シュウ酸の摂取を抑える方法を紹介!

ほうれん草を食べ過ぎるとどうなるか知っていますか?今回は、ほうれん草の食べ過ぎによる〈食物繊維・シュウ酸〉などの過剰摂取で起こる〈腹痛・下痢・尿路結石〉 など悪影響の例を紹介します。ほうれん草の食べ過ぎになる1日の摂取量の目安や、シュウ酸による害の防止策のほか、適量食べた時の栄養価・効能も紹介するので、参考にしてみてくださいね。

目次

  1. ほうれん草の食べ過ぎは体に悪い?
  2. ほうれん草を食べ過ぎるとどうなる?
  3. ①食物繊維の取り過ぎで下痢・腹痛になる
  4. ②シュウ酸の過剰摂取で尿路結石など病気を引き起こす
  5. ほうれん草の食べ過ぎにならない1日の摂取量の目安は?
  6. ほうれん草の食べ過ぎになる量はわかっていない
  7. ほうれん草以外シュウ酸を多く含む食材の一覧
  8. ほうれん草のシュウ酸の取り過ぎによる害の防止策は?
  9. ①カルシウムを多く含む食品を摂取する
  10. ②お湯で茹でてアク抜きをする
  11. ③水分を毎日2L以上摂取する
  12. ほうれん草を適量食べた場合の栄養価の効果・効能は?
  13. ほうれん草は適度な量を食べよう

ほうれん草の食べ過ぎは体に悪い?

ビタミンや鉄分などを多く含むほうれん草は、貧血の予防や免疫力の増強に役立つ野菜です。しかし、ほうれん草を食べ過ぎた場合には、体に悪い影響があるのでしょうか。また、1日にどのくらいの量のほうれん草を摂取して良いのかも気になるところです。今回は、ほうれん草の食べ過ぎによる体への影響や1日あたりの摂取量の目安などを紹介していきます。

ほうれん草を食べ過ぎるとどうなる?

ほうれん草はソテーなどにするとかさが減って一度にたくさん食べられますが、ほうれん草を食べ過ぎると、健康にどのような影響が起こるのでしょうか。ここでは、ほうれん草の食べ過ぎによって起こる可能性のある症状や病気について紹介します。

①食物繊維の取り過ぎで下痢・腹痛になる

ほうれん草には食物繊維が豊富に含まれているため、食べ過ぎると下痢や腹痛を引き起こすことがあります。また、ほうれん草に含まれる食物繊維は不溶性のものが多いため、食べ過ぎによって便が硬くなって便秘を引き起こすこともあります。普段から便が出にくい人や、お腹を壊しやすい人は特に食べ過ぎには注意が必要です。

また、食物繊維を過剰摂取すると消化不良を起こして胸やけしたり、腹部が張ったりする症状も起こる場合があります。これらの症状を防ぐためには、ほうれん草を食べ過ぎないことも大切ですが、よく噛んでゆっくり食べることも効果的です。特に、夜遅い時間にほうれん草を食べる場合は、加熱時間を長くして柔らかく仕上げるなどの工夫をしましょう。

②シュウ酸の過剰摂取で尿路結石など病気を引き起こす

ほうれん草にはシュウ酸が多く含まれるため、食べ過ぎると以下のような症状や病気を引き起こす可能性があります。

・尿路結石
・歯石が作られる
・口内に違和感が生じる


ほうれん草から摂取したシュウ酸は、腸内でカルシウムと結合してシュウ酸カルシウムになり、便と一緒に排出されます。しかし、シュウ酸を過剰に摂取した場合は便として排出できなかった分が尿に入り、尿の中でシュウ酸カルシウムになります。

尿の中でシュウ酸カルシウムが作られると尿路結石の原因となると言われているため、ほうれん草の食べ過ぎによるシュウ酸の過剰摂取には注意が必要です。また、シュウ酸カルシウムは歯や舌に違和感を生じたり、歯石が作られたりする原因にもなります。

(*ほうれん草が体に悪いと言われる理由について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)

ほうれん草が体に悪いと言われる理由は?アク・食べ合わせなど注意点を紹介!

ほうれん草の食べ過ぎにならない1日の摂取量の目安は?

ほうれん草を食べ過ぎると尿路結石などを引き起こす可能性があることが分かりましたが、健康に影響のない摂取量の目安はどのくらいなのでしょうか。ここでは、ほうれん草の1日の摂取量の目安や、ほうれん草以外にシュウ酸を多く含む食材について紹介します。

ほうれん草の食べ過ぎになる量はわかっていない

ほうれん草の食べ過ぎになる摂取量は、明確には決められていません。ほうれん草の1日の摂取量にも上限は特になく、普段の生活で食べる量であれば健康に影響はないと考えられています。また、ほうれん草の他にもシュウ酸を含む食材は多く存在し、ほうれん草だけが尿路結石の原因ではないので過剰に食べ過ぎを気にする必要もないでしょう。

なお、赤ちゃんでも離乳食初期からほうれん草を食べることができますが、水洗いやアク抜きをしっかり行ってシュウ酸や根元の泥を落としてから食べさせるように注意してください。赤ちゃんにほうれん草を食べさせる場合は、離乳食初期の場合は大さじ1程度、離乳食中期~後期は20~40g程度が目安です。

ほうれん草以外シュウ酸を多く含む食材の一覧

ほうれん草以外にシュウ酸を多く含む食材は、以下を参考にして下さい。

・玉露 1350mg
・煎茶 1000mg
・ココア 700mg
・キャベツ 300mg
・ほうじ茶 286mg
・さつまいも 250mg
・なす 200mg
・紅茶 72mg
・インスタントコーヒー 33mg


上記は、食材100gあたりに含まれるシュウ酸の量です。ほうれん草に含まれるシュウ酸は700mg程度なので、玉露や抹茶にはほうれん草以上にシュウ酸が多く含まれていることが分かります。普段から玉露や抹茶などを多く飲む人は、同時にほうれん草も食べ過ぎると、シュウ酸を過剰摂取してしまう可能性があるため注意しましょう。

ほうれん草のシュウ酸の取り過ぎによる害の防止策は?

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