サゴシがまずい・臭いのは「締め方と血抜き」が原因!美味しく食べる方法も紹介!

サゴシ(サワラ)がまずい・臭い原因を知っていますか?締め方・血抜きが最大の原因です。今回は、サゴシの正しい<ナイフ・ハサミ>別の締め方や、血抜き方法をを紹介します。サゴシまずい・臭いその他の原因と防ぐ方法や、まずい場合の対処法も紹介するので参考にしてみてくださいね。

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目次

  1. サゴシ(サワラ)がまずい・臭いのはなぜ?原因は?
  2. サゴシがまずい・臭い最大の原因は締め方・血抜き方法にある
  3. サゴシの締め方・血抜き方法は?
  4. サゴシを釣ったらすぐに締めて血抜きをしよう
  5. サゴシの締め方【ナイフの場合】
  6. サゴシの締め方【ハサミの場合】
  7. サゴシの血抜き方法
  8. サゴシがまずい・臭いのを防ぐコツは他にも!締め方以外にもある?
  9. ①すぐにアラ・内臓を取る
  10. ②ぬめりをとる
  11. ③鮮度を保つために10度前後で保存する
  12. ④旬の時期に食べる
  13. ⑤刺身で食べる場合は一度冷凍する
  14. サゴシがまずい・臭い時の対処法!料理方法を工夫するのも手!
  15. ①サゴシの塩焼き
  16. ②サゴシの酢締め
  17. ③サゴシの天ぷら
  18. サゴシは釣ったらすぐに処理をしよう

サゴシ(サワラ)がまずい・臭いのはなぜ?原因は?

サゴシはサワラの幼魚にあたり、主に西日本エリアで流通しています。釣り場で釣れたサゴシを刺身にして食べた際に、スーパーのサワラと違ってまずいことがあるようです。ここではサゴシがまずい、あるいは臭くなる理由を説明します。

サゴシがまずい・臭い最大の原因は締め方・血抜き方法にある

サワラの幼魚であるサゴシを釣り上げたものを食べようとした時にまずい、あるいは臭いと感じるのは締め方か血抜き方法に問題があるからです。サゴシはサワラ同様に傷みやすい魚なので、釣り場ですぐに下処理を行わないと生臭くなってしまいます。サゴシが生きている間に血抜きをしないと血が固まってしまい、後で取り除くことはできないので注意が必要です。

しっかり下処理された鮮度のよいサゴシは淡泊ながらも、クセのない甘みが感じられる味わいです。刺身で食べる際には皮を残し、それだけを火で炙ると旨みが増して美味しいので、正しく締めて血抜きすることをおすすめします。

サゴシの締め方・血抜き方法は?

傷みやすいサゴシを美味しく食べたいなら、適切な締め方と血抜き方法を実践することが大事です。釣り場でサゴシを締める方法も、使う道具によってやり方が異なります。ここでは覚えておきたい、サゴシの締め方並びに血抜き方法を説明します。

サゴシを釣ったらすぐに締めて血抜きをしよう

大前提として釣り上げたサゴシは、すぐに締めて血抜きをするなど下処理を行うのが鉄則です。サゴシのサイズにもよりますが、血抜きは10分以上行うのが一般的のようです。サゴシはかなり暴れるので、できるだけ手早く脳天締めするのがポイントとなっています。

またサゴシが臭う原因は血と内臓、ぬめりにあると前述しました。釣り上げて適切に下処理したサゴシを正しい温度で保存すると、鮮度がよく刺身でも食べらえるようになります。次章以降で釣り場で実践してほしい、具体的な締め方を紹介するので実践してみてください。

サゴシの締め方【ナイフの場合】

ナイフを使ったサゴシの締め方は、以下の通りです。上記の動画では2:54頃から締め方の説明が始まります。

①サゴシを脳天締めする
②両方のエラのあたりに包丁を入れ、海水に浸けて血抜きをする
③包丁を入れて、頭をとともに内臓を外す
④お腹を開く
⑤神経穴に神経止めを入れる


サゴシの脳天締めをする際には、専用のピックを使うと簡単です。神経締めのワイヤーが上手に入ると、サゴシの体がびくびくと動きます。ワイヤーが完全に入ったら、2~3回しごくのがポイントです。頭側から入らない場合は、尾びれからワイヤーを挿入しても問題ありません。

サゴシの締め方【ハサミの場合】

ハサミを使ったサゴシの締め方は、以下の通りです。

①調理用のハサミでエラの付け根部分を切る
②ハサミをさらに奥に差し込み、延髄の部分を切る
③水の入ったバケツに入れて絶命するのを待つ

サゴシのエラの下にハサミを入れるだけで、心臓が動くごとに血が体外に抜けていきます。またサゴシが大きめだった時には、尾びれの付け根部分にもハサミで切り込みを入れると血抜きする時間を短くできるのでおすすめです。船上で包丁を使う自信がない人は、キッチン用ハサミを持参するとよいでしょう。

サゴシの血抜き方法

サゴシの血抜き方法は、以下の通りです。

①エラの付け根部分に包丁を入れる
②釣り場にいる場合はストリンガーにつなぎ、海中に投入する
③エラがピンクになるまで、サゴシを軽く振る

ストリンガーとはクリップ型のフックがついた渓流ロープのことで、釣った魚を生かしておくための道具です。サゴシは身が柔らかく割れやすいので、人の手に触れる機会を少なくする方が鮮度を保ちやすいため、上手に道具を活用することをおすすめします。

サゴシがまずい・臭いのを防ぐコツは他にも!締め方以外にもある?

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