ココナッツパウダーとは?ココナッツミルクとの違いは?栄養や効果・効能も紹介!
ココナッツパウダーとは何か知っていますか?今回は、ココナッツパウダーの〈栄養・効能〉など特徴やココナッツミルクの違いを、代用できるかともに紹介します。ココナッツパウダーの使い方・活用レシピも紹介するので参考にしてみてくださいね。
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ココナッツパウダーとは?
南国の果実でもあるココナッツはどのようなものか知っている人も多いですが、ココナッツパウダーとはどのようなものなのでしょうか。ココナッツパウダーの原料となっているもの、含まれる栄養素とその効果・効能などを詳しく説明します。
ココナッツパウダーはココヤシの実をパウダー状にしたもの
ココナッツパウダーとは、ココヤシと呼ばれるヤシ科の植物の果実の白い胚乳部分をパウダー状にしたもののことです。まだ熟していないココヤシの実の白い胚乳部分が、熟してくることで固形になるため、その部分を使用しています。
ココナッツパウダーの栄養や効果・効能
ココナッツパウダーには、ココナッツの栄養がそのまま含まれています。栄養素とその効果・効能は、以下の通りです。
・ビタミンB群
・カルシウム
・リン
・マグネシウム
・鉄分
ココナッツパウダーには疲労回復や細胞の新陳代謝に役立つビタミンB1や三大栄養素の炭水化物・脂質・タンパク質をエネルギーに変えるビタミンB2などかあります。ビタミンB群はどれも代謝やエネルギーを作り出すために必要不可欠で、健康な身体作りには欠かせません。
その他にも、骨や歯を丈夫にしストレス緩和に効果的なカルシウムや貧血予防にもなる鉄分なども含んでいるため、成長期の子供や女性にも積極的に摂取してほしい栄養素です。(※1、2、3、4)
ココナッツパウダーとココナッツミルクパウダーの違いは?
ココナッツパウダーはココヤシの実から作られていますが、ココナッツミルクパウダーとは何なのでしょうか。ここではそれぞれの原料と使い道や、向いている料理について紹介します。
①原料
ココナッツパウダーとココナッツミルクパウダーは、どちらもココヤシの実の胚乳を原料にして作られています。ココナッツパウダーはココヤシの実の胚乳を粉末状にしたものに対して、ココナッツミルクパウダーは胚乳を水と合わせて裏ごししたココナッツミルクを蒸発させて粉末にしたものです。
②使い道・向いてる料理
どちらも原料は同じココヤシの実ですが、胚乳そのままのココナッツパウダーとココナッツミルクを使ったココナッツミルクパウダーでは使い道と向いている料理が違います。
ココナッツパウダー
・クッキー
・カレー
ココナッツミルクパウダー
・ババロア
・パンケーキ
ココナッツパウダーは水に溶けにくくダマになりやすいため、舌触りを重視するスイーツ向きではありません。反対にココナッツミルクパウダーは水に溶けやすいのが特徴で、溶かしてココナッツミルクとして使うことも出来るためスイーツ作りに適しています。
ココナッツパウダーとココナッツミルクパウダーは互いに代用可能?
ココナッツパウダーとココナッツミルクパウダーは適した料理が違いますが、それぞれ代用して使うことはできるのでしょうか。味や風味の違いがあるのかなど、紹介するので参考にしてください。
どちらもココナッツ風味で代用できる
ココナッツパウダーとココナッツミルクパウダーはどちらも原料は同じのため、それぞれ代用しても同じようにココナッツの風味を感じることができます。しかし、ココナッツミルクパウダーは水に溶けやすいのに対してココナッツパウダーは少し溶けにくいため、料理によっては使いやすさに差があるかもしれません。
ココナッツパウダーよりも粒子が大きいココナッツファインはザクザクした食感で、トッピングなどに使用するのに良く、そのままココナッツの風味を楽しみたい人向けです。
(*ココナッツミルクの代用品について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください)