伏見とうがらしの特徴とは?万願寺とうがらしと違いや食べ方・レシピも紹介!
伏見とうがらしとはどんな唐辛子か知っていますか?辛いのでしょうか?今回は、伏見とうがらしの<歴史・旬・栄養>などの特徴や、万願寺とうがらしとの違いを紹介します。伏見とうがらしのおすすめの食べ方・レシピも紹介するので参考にしてみてくださいね。
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伏見とうがらしとは?歴史・旬など特徴は?
伏見とうがらしとは、青唐辛子の一種です。ここでは、伏見とうがらしの歴史、旬、味や栄養価など、伏見とうがらしの特徴について紹介します。
伏見とうがらしは江戸時代から京都で栽培されてきた青唐辛子
伏見唐辛子は、長さのあるししとうのような見た目をした青唐辛子です。京都府伏見地区で、江戸時代頃から栽培がされてきました。現在では、高級なブランド野菜「京野菜」の一つとして扱われています。
伏見とうがらしの味は基本的に辛くない
伏見とうがらしは、辛いわけではありません。辛味成分がわずかしか含まれていない品種で、辛味よりも甘味や風味が目立ちます。ただし、ストレス下で育った伏見とうがらしは、唐辛子と同様の辛味が出る場合があります。
伏見とうがらしの旬は6〜8月
伏見とうがらしは、4月に根植えをし、6月頃から収穫がはじまります。伏見とうがらしの旬の時期は、6月〜8月です。
伏見とうがらしの栄養
伏見とうがらしの主な有効な栄養成分は以下の通りです。
・ビタミンC
・βカロテン
・ビタミンE
伏見とうがらしには、夏バテ予防に効果的なビタミンC、抗酸化作用のあるビタミンEが含まれています。また、体内の健康維持に必須のβカロチンなど、体に必要な栄養成分が含まれています。
伏見とうがらしと万願寺とうがらしの違いは?
伏見とうがらしと万願寺とうがらしは、見た目が似ていることから、同じ品種だと思われている人もいるかもしれません。ここでは、伏見とうがらしと万願寺とうがらしの品種の違いについて紹介します。
①歴史
伏見とうがらしは、江戸時代頃から京都府伏見地区で生産がはじまった品種です。一方、万願寺とうがらしは、伏見とうがらしの交雑品種です。100年ほど前から、京都府鶴見地区で、生産がはじまったと言われています。
②大きさ
伏見とうがらしは、10〜12cmほどの大きさになります。一方、万願寺とうがらしは、伏見とうがらしと比較すると非常に大きく、大きいものだと23cmほどにもなります。
③曲がり方
伏見とうがらしは、最適な温度で育てれば、ししとうのようにあまり曲がることがありません。一方、万願寺とうがらしは、実の途中から曲がってしまうものが多いです。