納豆が腐ると糸ひかない?見分け方は?食べたら食中毒になるの?
納豆が腐るとどうなるのでしょうか?今回は、納豆が腐るとどうなるかを、〈味・見た目・臭い〉など見分け方や腐った納豆を食べた場合の対処法とともに紹介します。納豆が腐りにくくする保存方法や食中毒など症状も紹介するので参考にしてみてくださいね。
目次
①納豆の表面に白いプツプツがある
納豆菌の発酵が進むと表面にプツプツとしたものが出て来ますが、これはチロシンというアミノ酸の結晶なので食べても問題ありません。チロシンは疲労回復などの効果もあり、体に好影響を与えるとも言われています。チロシンは賞味期限内に発生する事は少ないですが、ひきわり納豆は皮が無い分、発酵の進みが早く賞味期限内でもチロシンが出やすいです。
②納豆に白いモコモコがある
納豆の種類によりますが表面にうっすらと白いモコモコが付いている場合がありますがこれは良い納豆の証拠なのです。納豆菌の発酵がうまくいっているという証で、大豆の粒が大きいほどに目立って見えますが食べても全く問題ありません。
③納豆の色が黒い
納豆の豆が黒くなっていたり、ピンクに変色して見えることがありますがこれは胚芽部分の色が変化しただけなので腐っているわけではありません。栄養価も一切変わらず、食べても害はないので安心してください。
期限切れの腐った納豆を食べた場合の対処法は?
賞味期限切れの腐った納豆食べてしまった場合の対処法を症状と共に紹介するので、うっかり食べてしまった時に参考にしてください。
心配な場合は病院へ行こう
腐った納豆を食べた時の症状は以下の通りです。
・腹痛
・下痢
・嘔吐
いわゆる食中毒の症状ですが、この症状が気にならない程度である場合には整腸剤など服用し様子を見るのもよいですが、症状が激しい場合には病院に行くのが良いでしょう。
納豆を腐りにくくする保存方法を知っておこう
ここでは納豆が腐りにくく普段よりも日持ちするようにする保存法を紹介するので、賞味期限を切らしがちな人は参考にしてください。
納豆は冷凍保存で日持ちさせるのがおすすめ
納豆は冷凍保存すると賞味期限を1ヵ月ほど延ばせるのでおすすめです。さらにパックから取り出しラップでしっかり包んでから密閉袋に入れて冷凍すると、保存期間が3ヵ月~半年ほどに伸び、風味も納豆菌も損ないません。冷凍した納豆の解凍は電子レンジの使用は避け、前日に冷蔵庫に移しておくのが良いでしょう。