買ったばかりのお米が臭い…なぜ?匂い移りを消す方法・炊き方を紹介!
買ったばかりのお米が臭いのはなぜでしょうか?臭いを消すことはできるのでしょうか?今回は、買ったばかりのお米が臭い時の原因や匂い移りした場合の対処法を紹介します。お米に匂いが付かない保存方法や炊いた後にお米が臭くなった時の原因・対処法も紹介するので参考にしてみてくださいね。
目次
- 買ったばかりの米が臭い…なぜ?腐ってる?
- ①保存状態・環境が悪い
- ②記載よりも古いお米であった
- お米についた臭いを取る方法・炊き方は?匂い移りした時の対処法はどうすべき?
- ①もう一度精米する
- ②炊く時に日本酒などの調味料を入れて炊く
- ③備長炭を入れて炊く
- ④お米に味付けをして食べる
- 買ったばかりの米が炊いた後に臭くなった場合の原因は?対処法はある?
- ①炊飯器の汚れが残っている
- ②お米を長時間水に浸けすぎている
- ③保温時間を長く取りすぎている
- ④お米の洗い過ぎ・洗い方が不十分
- お米が臭くならない・匂い移りしない保存方法のポイントも知っておこう
- ①密閉できる保存容器に入れる
- ②こまめに精製する
- ③温度・湿気に気をつける
- お米が臭い時の匂いの取り方を知っておこう
買ったばかりの米が炊いた後に臭くなった場合の原因は?対処法はある?
お米が臭い場合、お米自体に原因があるのではなく、それ以外に何か原因があることもあるようです。炊飯器や炊き方にお米が臭くなる原因がある場合の説明をするので、炊いた後にお米が臭くなる場合は見直してみましょう。
①炊飯器の汚れが残っている
炊飯器で炊くと臭いけれど、鍋でお米を炊いた場合に臭くないと言った場合は、炊飯器に汚れが残っている可能性があります。水を1合から2合に対し、クエン酸20gと重曹小さじ半分程度を入れて普通に炊飯することで臭いが摂れるので試してみてください。臭い取りをした後は、クエン酸の酸味を残さないようにしっかり洗剤で洗い流すようにしましょう。
②お米を長時間水に浸けすぎている
お米を長時間水に浸けすぎておくことで、お米から臭いが発生しやすくなります。お米は水に浸けることで、発酵か腐敗が進むため、臭いの原因となります。お米を水に浸けたまま放置しないように、炊飯器にタイマー機能があるなら活用してみてください。
③保温時間を長く取りすぎている
お米が臭い原因の一つとしては、保温時間を長く取り過ぎている場合が挙げられます。お米は長時間保温しておくとメイラード反応と呼ばれる変色が起こって風味が落ち、雑菌も繁殖しやすくなります。保温時間の目安は約12時間と言われており、それ以上ご飯を残して置く場合は、小分けにして冷凍保存するようにしてください。
また、保温している間にしゃもじを一緒に入れるとプラスチック臭がお米につくうえ雑菌も繁殖してしまうため、必ずしゃもじは炊飯器から取り出すようにしましょう。
(*ご飯の保温時間について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
④お米の洗い過ぎ・洗い方が不十分
お米を洗いすぎたり洗い方が不十分だと、匂いの原因となります。現代の精米技術は昔に比べて大きく進化しているため、米ぬかが残っていることはほとんどありません。そのため昔のように手のひらを使ってしっかり洗う必要はないと言われています。表面のお米の風味も損なわれて炊飯器からの匂いも付きやすくなるので、強く洗いすぎないようにしてください。
また、洗い方が不十分でも米ぬかがついたままになってしまい、炊き上がりが黄色かったり酸っぱい臭いの原因となるため、自分のお米の洗い方に原因がないか確認してみてください。
お米が臭くならない・匂い移りしない保存方法のポイントも知っておこう
お米が臭くなったり匂い移りしたりしない、保存方法のポイントも知っておきましょう。正しく保存しておくことで、お米の臭いを気にすることなく美味しいご飯が食べられます。
①密閉できる保存容器に入れる
米を保存するときは、密閉できる保存容器に入れて管理するようにしましょう。お米は自宅の中でもキッチンで保管することが多いかもしれませんが、油や料理の臭いのほか洗剤の臭いなどさまざまな臭いがするものが多い場所でもあります。お米は臭いを吸いやすいため、密閉して保管することで、臭いの吸収を防ぎます。
②こまめに精製する
お米を精米するときは、一度に精米するのではなく、こまめに精米することをおすすめします。少し面倒に感じるかもしれませんが、精米することで酸化が早まり、周囲からの臭いも吸収しやすくなってしまいます。家庭用の精米機が販売されているので、精米所まで何度も行くのが大変な場合は購入してみてください。