ご飯の炊飯器での保温はいつまでもつ?何時間が限界?放置して腐るとどうなるかも解説!
ご飯の保温期間の目安を知っていますか?今回は、ご飯の炊飯器での保存期間の限界や、美味しく食べられるのは何時間までかに加えて、おひつでの保温や、腐った場合の見分け方を紹介します。ご飯を長期間保存する方法なども紹介するので、参考にしてみてくださいね。
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ご飯は炊飯器の保温でいつまでもつ?何時間が目安?
炊飯器で炊いたご飯は保温機能を使うと何時間か保温ができますが、炊飯器に入れたままご飯を保温するとどの程度の時間保存できるのでしょうか。ご飯を炊飯器で保温しながら保存する場合の日持ち時間について解説します。
ご飯を炊飯器で保温する場合は半日が限界
一般的な炊飯器を使ってご飯を保温しながら保存することができる時間は、春や秋の季節の場合は半日程度です。また、冬場は半日から1日程度、夏場は6時間程度まで保存ができます。ただし、冬場であっても暖房のついている気温の高い環境で保存する場合、保存時間は上記の時間より短くなります。
ご飯を美味しく食べられる炊飯器での保温期間は6時間
炊飯器の保温を使って炊き立てのご飯の味を維持することができる時間は、6時間程度です。したがって、朝に炊いたご飯を昼に食べるならば、美味しいままのご飯が食べられます。炊飯後のご飯を食べるまで6時間以上の時間が開く場合は、炊飯器にご飯を入れっぱなしにして放置するのは避けてください。
最近では、お釜の中を真空状態にしてご飯の劣化を防止できる炊飯器や、蒸気を出してご飯に含まれる水分量を保つ炊飯器なども販売されています。これらの炊飯器の場合は、丸1日までご飯の旨みを維持しつつ保温することが可能です。
ご飯は炊飯器で放置し続けるとどうなる?
炊飯器でご飯を長時間保温すると、どのような変化が起こるのでしょうか。保温状態の炊飯器にご飯を入れたまま放置した場合の変化を、日数ごとに解説します。
①ご飯を炊飯器の保温で1日放置した場合
ご飯を炊飯器の保温で1日放置すると、以下のような状態になります。
・ご飯の味が落ちる
・ご飯が乾燥して食感が悪くなる
・ご飯が黄色く変色する
ご飯を1日炊飯器で保温しておくと、炊きたてのご飯のような艶がなくなり、水分が抜けて乾燥するようになります。また、炊き立てのご飯は白い色をしていますが、炊飯後1日が経過したご飯は黄色みを帯びてくるため見た目も良くありません。
②ご飯を炊飯器の保温で2日放置した場合
炊飯器の保温機能でご飯を2日間放置した場合は、以下のようになります。
・ご飯が硬くなる
・ご飯から臭いにおいがする
・色の黄ばみが目立つ
ご飯を炊飯器で保温してから2日が経過すると、さらにご飯の乾燥が進んで硬くなり、黄ばみも濃くなります。また、ご飯から嫌な臭いがするようになったり、暑い時期にはご飯に粘り気が出ることもあるようです。
③ご飯を炊飯器の保温で3日放置した場合
炊いたご飯を炊飯器の保温で3日保存した場合は、以下のような状態になります。
・ご飯の乾燥が進みより硬くなる
・ご飯の臭いが炊飯器にもつく
・ご飯に粘り気が出る
ご飯を炊飯器で保温して3日経つと、2日放置した場合に比べてご飯が更に乾燥して硬くなるのが特徴です。また、ご飯のくさい匂いがさらに増して炊飯器にも嫌な匂いが移る場合や、ご飯に粘り気が出ることもあります。
(*ご飯が黄色くなる原因について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)