ご飯の炊飯器での保温はいつまでもつ?何時間が限界?放置して腐るとどうなるかも解説!
ご飯の保温期間の目安を知っていますか?今回は、ご飯の炊飯器での保存期間の限界や、美味しく食べられるのは何時間までかに加えて、おひつでの保温や、腐った場合の見分け方を紹介します。ご飯を長期間保存する方法なども紹介するので、参考にしてみてくださいね。
目次
ご飯は炊飯器に入れて長時間保温しておくと味が落ちてしまいますが、ご飯の旨みを保ちながら保温する方法はあるのでしょうか。
ご飯はおひつで保温すると美味しい
ご飯を保温する場合は、炊飯器よりおひつで保温すると美味しく保存することができます。おひつには木製のほか、セラミック製や陶器で作られたものがありますが、ご飯を最も美味しく保存できるのは木製のおひつです。
木製のおひつの木肌には、ご飯から出る蒸気を逃しながら適度な水分量を維持する作用があります。そのため、炊き立てのご飯を木製のおひつに入れ替えると、ベタつかず柔らかい状態でご飯を保存することが可能です。また、木製のおひつにご飯を入れるとご飯に木の香りが移り、より風味が増すとも言われています。
腐ったご飯の見分け方は?
ご飯を長時間炊飯器で保温しておくと腐ることがありますが、ご飯が腐るとどのような状態になるのでしょうか。ここからは、腐ったご飯の特徴について解説します。
腐ったご飯の特徴
腐ったご飯には、以下のような特徴があります。
・緑色のカビが生えている
・ご飯に粘り気がある
・酸味のある臭いがする
ご飯が腐っているかどうかは、ご飯の見た目や臭いで判断します。ご飯の表面に緑色のカビが生えていたり、お箸でご飯をつまんだ時に粘り気があったりした場合は腐っている証拠です。また、ご飯から納豆のようなくさい臭いや酸っぱい臭いがする場合も、腐っていると言えるでしょう。
このような状態になったご飯を食べると健康を害する恐れがあるので、食べないようにして下さい。
ご飯を長期間保存したい場合はどうする?
炊いたご飯を長期間保存する場合は、どのような方法があるのでしょうか。ここからは、ご飯の長期保存に向いた保存方法について紹介します。
ご飯は冷凍で長期間保存できる
ご飯を長期間保存する場合は、ご飯を炊飯器から出して冷凍室で保存すると良いでしょう。ご飯を冷凍保存する場合は、ご飯を食べる分ずつラップに包んで密閉式の保存袋に入れ、冷ましてから冷凍室に入れます。冷凍したご飯はおよそ1か月保存が可能ですが、2週間を超えるとご飯の劣化が進むため2週間以内に食べ切るのがおすすめです。
ご飯をラップに包む際は、炊き立てのものを蒸気ごとラップに包むと、解凍後も美味しいご飯が味わえます。また、密閉保存袋に入れたご飯は、必ず冷ましてから冷凍室に入れてください。温かいままのご飯を冷凍室に入れると、ご飯に霜がついたり冷凍室内の食材を傷める原因にも繋がります。
(*ご飯の美味しい冷凍保存の方法について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
冷凍したご飯の解凍方法
冷凍したご飯を解凍する場合は、電子レンジで簡単に解凍することができます。冷凍したご飯を解凍するには、まずラップに包んだままのご飯をお皿に乗せて電子レンジに移して1分程度加熱し、ご飯をほぐしてから再度30秒から1分程度加熱してください。
解凍するご飯の量が多いと、ご飯にまんべんなく熱が行き渡らず解凍ムラが生じることがあります。このような場合は、加熱後に別の容器に移してご飯をかき混ぜてから再度加熱すると、加熱時間が短く済むうえ電気代も節約できます。
(*冷凍したご飯の解凍方法について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)