小麦粉の種類|薄力粉・中力粉・強力粉での違いとは?性質や用途など特徴を解説!
小麦粉にはどんな種類があるか知っていますか?今回は、小麦粉を〈薄力粉・中力粉・強力粉〉で種類別に性質や用途・使い道など違いを紹介します。〈うどん・パスタ・ラーメン〉などにおすすめな小麦粉の種類も紹介するので、参考にしてみてくださいね。
(このページにはPRリンクが含まれています)目次
小麦粉の種類は?
小麦粉と一口にいっても様々な種類があり、用途に合わせて適切に選び、特徴を理解したうえで使うことが大事です。ここでは知っているようで知らない、小麦粉の種類とその違いについて説明します。
小麦粉は3種類に分かれる
小麦粉は、中力粉と薄力粉、強力粉の3種類に大別され、使用されている小麦によって分類されます。硬質小麦と中間質小麦、軟質小麦という原料があり、どの種類でつくられた小麦粉かで名称も特徴も変わるのです。適した料理も異なるので、普段どのように使うのかを考えて、常備する小麦粉を検討するのもおすすめです。
小麦粉の種類別の違いとは?
3種類ある小麦粉の一番の違いは、タンパク質並びにグルテンの含有量です。硬質小麦が最もタンパク質の含有量が多く、中間質小麦、軟質小麦の順で少なくなっていきます。小麦に含まれるタンパク質の含有量に比例して、グルテンの系勢力が強くなりますが、詳細については次章以降で詳述します。
小麦粉の種類①中力粉
小麦粉の一種である中力粉は中間質小麦と軟質小麦を合わせてつくられており、家庭料理で使われる機会は少ない小麦粉です。薄力粉と強力粉の中間の硬さで、日本ではオーストラリア産の中力粉が多く販売されています。
中力粉の性質
中力粉のタンパク質並びにグルテンの含有量は9%程度で、薄力粉や強力粉とは違う独特な食感があることが特徴です。中力粉を扱っているスーパーは少ないので、人によっては薄力粉と強力粉を混ぜて、自分で中力粉をつくるケースも少なくありません。
中力粉の用途・使い道
中力粉が使われるメニューには、以下のものがあげられます。
・うどん
・フランスパン
・バケット
・おやき
・すいとん
・そばのつなぎ
・ラーメン
家庭料理ではつくる機会が少ないメニューの材料として、中力粉が使われていることがわかります。本来、日本の在来種の小麦は中力粉が主だったため、郷土料理などに良く使われ地方によって地粉として売られています。
(*中力粉について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
中力粉のおすすめ商品|雪
うどんやお好み焼きといった定番メニューだけでなく、お菓子づくりやてんぷら粉としても使えるなど、活用の幅が広いと評判です。中力粉が取り出しやすいうえ、劣化せずに保管しやすいチャック付きな点も良さそうです。