買ったばかりのお米が臭い…なぜ？匂い移りを消す方法・炊き方を紹介！

もらったお米や精米したお米が臭いことがありますが、なぜでしょうか。ここでは新しいはずのお米が臭い理由について、詳しく説明していきます。原因を知っておくことで保存方法を見直すきっかけとなるので、参考にしてください。

買ったばかりのお米や貰ったお米が臭い原因として、保存状態や置いていた環境が悪いと言ったことが挙げられます。お米は匂い移りしやすい性質があるため、洗剤や芳香剤などの薬品を使ったものの近くに一緒に置くと、匂いを吸って臭くなってしまうことがあります。

また、油や煙の匂いも吸収しやすいため、しっかり保存しないままキッチンに放置しておくと、調理中の匂いがお米についてしまうのも原因の一つです。

精米したお米が臭い場合、産年と精米の年が離れていて古いお米であったことが考えられます。産年とはそのお米が収穫された年のことで、精米された年とは異なる可能性があります。原則としてお米には精米された年と一緒に産年も記載しなければいけませんが、もらったお米の場合は産年などの記載がない状態のこともあり、判断は難しくなるかもしれません。

お米を炊く前に臭いを取る方法や、炊き方は何かないでしょうか。腐っているわけでもないのに、捨ててしまうのはもったいないと感じるかもしれません。ここではお米が臭い時の対処法について説明します。

お米が古く臭い場合は、もう一度精米することで、臭いが取れることがあります。米の表面は常に空気にあたっているため、古くて臭いお米は微量に付着している油分が酸化している状態です。精米することで表面の酸化した部分が削れ、臭いが気にならなくなるので、古くて臭いお米がたくさんあるならやってみてください。

(＊古いお米を美味しく炊く方法について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)

お米が臭い場合、備長炭を一緒に炊飯器に入れて炊くのもおすすめです。備長炭には臭いを吸着する性質があるので、水道水のカルキの臭いやお米の糠臭さが気になる場合にもやってみてください。

また、備長炭に含まれるミネラルがお米に染み込んで炊き上がったご飯に粘り気が出て、甘みを感じられるようになります。備長炭を入れる量は、お米5合に対して竹炭20g程度が目安です。