保温弁当箱のおかずが腐る場合も?安全な詰め方と冷ます重要性を解説!
保温弁当箱の使い方次第でおかずが腐る場合もあると知っていますか?今回は、おかずが腐らない保温弁当箱の正しい詰め方・入れ方を〈ランチジャー・ご飯ジャー・丼タイプ〉など種類別の注意点とともに紹介します。保温弁当箱のおかずを安全に温かい状態で食べるベストな方法も紹介するので参考にしてみてくださいね。
目次
- 保温弁当箱はおかずが腐る場合も?間違った使い方は?
- 保温弁当箱のおかずが腐る原因は「温度管理の仕方」にある
- 保温弁当箱のおかずが腐らない詰め方・入れ方は?冷ますのが重要?
- ①汁物・ご飯は熱々の状態で入れる
- ②おかずを冷まして詰める
- ③水分・汁気が多いご飯やおかずは避ける
- ④保温弁当箱を熱湯で温めておく
- ⑤外部熱の影響を受けやすい場所に保温弁当箱を置かない
- 保温弁当箱の種類別の使い方にも注意?おかずを腐らせないためには?
- ご飯ジャー・丼タイプはおかずを別の容器に入れて保冷剤で冷やす必要あり
- 保温弁当箱のおかずを安全に温かい状態で食べる方法は結局?
- 冷ましたおかずを食べる直前に温め直すのが無難
- 保温弁当箱のおかずが腐らないように正しい詰め方を知っておこう
出典: @tiara7kirakira
保温弁当箱には、主に以下の4種類があります。
・ランチジャータイプ
・ご飯ジャータイプ
・丼タイプ
・スープジャータイプ
保温弁当箱は、種類によって容量や保温力、重さなどが異なるため、用途によって使い分けるのがおすすめです。保温弁当箱は、種類によっておかずの詰め方や使い方が異なるのでしょうか。ここでは、保温弁当箱のおかずが腐るのを防ぐための方法を紹介します。
ご飯ジャー・丼タイプはおかずを別の容器に入れて保冷剤で冷やす必要あり
保温弁当箱のなかでも、ご飯ジャータイプや丼タイプなどはおかずを別の容器に詰めて、保冷剤で冷やす必要があります。ご飯ジャータイプは、ご飯の容器にのみ保温機能が付いているものです。おかず用の容器が付属している場合もありますが、ご飯ジャータイプのおかず容器には保温機能はありません。
また、丼タイプはご飯の上におかず容器を重ねる保温弁当箱で、こちらもご飯の容器だけに保温機能が付いています。ご飯の熱がおかず容器に移らないように、ご飯容器の蓋には断熱加工が施されているのが特徴です。ランチジャータイプは、ご飯・おかず・汁物用の3つの容器を重ねて収納する保温弁当箱で、ご飯と汁物容器のみ保温機能が付いている商品が多いです。
これらの保温弁当箱のおかず容器は常温保存になるため、腐らないように保冷剤で冷やしながら持っていきましょう。ただしスープジャータイプは、熱々の状態の汁物を入れることから細菌が繁殖しにくいうえに保温効果が高いため、保冷剤を使う必要はありません。
保温弁当箱のおかずを安全に温かい状態で食べる方法は結局?
保温弁当箱を夏場に持っていくのは、心配だと感じる人も少なくありません。結局のところ、保温弁当箱のおかずを安全かつ温かい状態で食べるには、どうしたらよいのでしょうか。ここでは、保温弁当箱を安心して美味しく食べるための方法について紹介します。
冷ましたおかずを食べる直前に温め直すのが無難
保冷剤などを使ってしっかりと冷ましたおかずを保温弁当箱に詰め、食べる直前に温め直すと安全に食べることができます。作り置きをして冷蔵庫で保存していたおかずの場合は、常温に出すと細菌が繁殖するため、一度熱々になるまで加熱してから冷まして保温弁当箱に詰めてください。
その後、食べる前のタイミングで保温弁当箱を電子レンジで再加熱すると、細菌を減らすことができます。このような衛生面の観点から、保温弁当箱は電子レンジに対応しているものを選ぶのがおすすめです。
保温弁当箱のおかずが腐らないように正しい詰め方を知っておこう
保温弁当箱はおかずやご飯、汁物を温かい状態のまま食べることができる、便利な商品です。ただし保温弁当箱のおかずの詰め方を間違えたり、夏場の車内や炎天下の環境に置いたりすると細菌が繁殖し、おかずが腐る原因に繋がります。今回の記事を参考に、保温弁当箱のおかずの正しい詰め方を把握して、美味しくお弁当を食べましょう。