とうもろこしの葉っぱは食べられる?活用レシピや他の各部位の名称なども紹介!
とうもろこしの葉っぱは食べることはできるのでしょうか?活用する方法は何があるのでしょうか?今回は、とうもろこしの葉っぱの食べ方や栄養成分に加え、葉っぱを活用したレシピを紹介します。とうもろこしの葉っぱ以外の〈花・芯&茎・ひげ〉など各部分が食べられるのかも紹介するので参考にしてみてくださいね。
(このページにはPRリンクが含まれています)目次
- とうもろこしの葉っぱは食べられる?無理?
- とうもろこしの葉っぱは成分を煮出して活用できる
- とうもろこしの葉っぱに含まれる栄養成分や効果・効能は?
- とうもろこしの葉っぱを食べる際の注意点は?
- ①使う葉は内側の綺麗な部分を使う
- ②虫食いされている・枯れている葉は避けて新鮮なものを選ぶ
- とうもろこしは葉以外の部分も食べられる?名称は?
- ①花:食べない
- ②芯・茎:食べられる
- ③芽:食べない
- ④ひげ:食べられる
- とうもろこしの葉っぱ・ひげなど実以外の部分の活用レシピ!
- ①とうもろこしのひげ茶
- ②とうもろこしのひげと桜エビのかき揚げ
- ③とうもろこしの芯のコーンスープ
- ④とうもろこしの芯のポトフ
- ⑤とうもろこしご飯
- とうもろこしの葉っぱは食べられる
とうもろこしの葉っぱは食べられる?無理?
黄色い実が詰まったとうもろこしは、茹でても焼いても美味しく人気の野菜です。ところで、実を食べた時に剥いた葉っぱは食べられるのでしょうか。今回は、そんなとうもろこしの葉っぱは食べられるのか無理なのかについて説明します。
とうもろこしの葉っぱは成分を煮出して活用できる
食べるイメージはあまりないとうもろこしの葉っぱですが、実際には食べることができます。食べられるといっても、葉っぱをそのまま食べるというよりは、煮出したり煎じたりして、葉っぱに含まれるエキスを抽出することで栄養素を摂取します。
とうもろこしの葉っぱに含まれる栄養成分や効果・効能は?
とうもろこしの葉っぱに含まれる栄養素は、以下の通りです。
・食物繊維
・ビタミンB1
・ビタミンB2
・ビタミンE
・カリウム
とうもろこしの葉っぱには、実とほぼ同じ栄養素が含まれています。その中でも食物繊維のセルロースは実よりも葉っぱの部位に豊富です。セルロースは不溶性であるため、腸内で水分を吸収して膨らみ、ぜん動運動を促すことで便秘を改善します。また、善玉菌を増やし、腸内環境を整える効果もあります。
さらに、カリウムに関しても実以外の部位に多く含まれる成分です。カリウムは、体内の余分なナトリウムを排出することで高血圧を予防したり、むくみを改善する効果があります。
(*とうもろこしの栄養成分について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
とうもろこしの葉っぱを食べる際の注意点は?
実と同じように栄養素を含むとうもろこしの葉っぱですが、食べる際にはいくつか注意点があります。ここでは、とうもろこしの葉っぱを食べる際の注意点について説明します。
①使う葉は内側の綺麗な部分を使う
とうもろこしの葉っぱは、実を包むように重なっています。そのため、内側の葉っぱは綺麗ですが外側の葉っぱは汚れていたり、硬い場合があります。食べる際には、内側の綺麗な部分を使いましょう。
一般的に、とうもろこしの実は洗わなくても食べられますが、葉っぱやひげの中には虫が入り込んでいる場合もあります。とうもろこしの葉っぱを食べる際には1枚ずつ剥がして、綺麗に洗ってから食べることをおすすめします。
②虫食いされている・枯れている葉は避けて新鮮なものを選ぶ
虫食いされていたり、枯れていたりする葉は味も良くありません。食べる際には、虫食いされていない新鮮なものを選びましょう。新鮮なとうもろこしの特徴は、以下の通りです。
・皮の色が濃い緑色
・ひげが褐色または濃い茶色
・ひげが湿っている
・ずっしりと重い
新鮮なとうもろこしは、葉っぱの色が濃く、はっきりとした緑色をしています。葉っぱは時間が経つにつれて緑色が薄くなるため、濃い緑色のものを選ぶようにしましょう。
また、ひげは褐色や濃い茶色のものが新鮮な証拠です。収穫したてのとうもろこしのひげは、ふさふさで湿気があり、しっとりとしています。時間が経つにつれて乾燥して湿気がなくなってくるため、湿っているものを選ぶのがポイントです。さらに、手に取った時にずっしりと重いものは、実が詰まっています。
とうもろこしは葉以外の部分も食べられる?名称は?
葉っぱは食べられるとうもろこしですが、その他の部分は食べられるのでしょうか。ここでは、とうもろこしの食べられる部分と食べられない部分を解説します。