卵かけご飯・生卵は何歳から大丈夫？アレルギーや安全な与え方についても紹介！

初めて卵かけご飯や生卵、温泉卵を食べさせる際には以下のような日を外し、病院に行ける状況にしておくのが大事です。

・平日の夕方以降
・土曜日の午後
・日曜日
・祝日
・年末年始

上記のような病院が開いていない休日や時間帯に生卵を食べさせて体調が悪くなると、治療を受けるまでにかかる時間が長くなるため、重症化するリスクが伴います。卵アレルギーやサルモネラ菌による食中毒が重症化すると、命に関わる事態も起こりうるので、症状が現れたらなるべく早く受診しなければいけません。

子供に初めて生卵を食べさせる際には平日の昼前までに与えると、体調に異変が起こった時に午後の診療を受診することができます。

卵かけご飯や生卵が原因で考えられる体調不良の症状には、以下のものがあります。

・湿疹
・腹痛
・下痢
・嘔吐
・高熱

卵アレルギーが原因で、皮膚のかゆみや湿疹、腹痛や下痢などの胃腸症状が起こる場合があります。また、サルモネラ菌の感染による食中毒症状として、腹痛や下痢、嘔吐、高熱が挙げられます。重症化すると卵アレルギーの場合は呼吸困難やアナフィラキシーショック、食中毒の際は脱水症状が起こることがあるので注意が必要です。

卵かけご飯や生卵以外にも、子供に与えるタイミングや量に注意が必要な食べ物があります。

・生魚
・生クリーム
・パイナップル
・はちみつ
・ナッツ類

生魚も食中毒菌が付着しているリスクが高く、生クリームは脂肪分が多く子供の胃腸に負荷がかかるため、食べさせるのは避けた方が無難です。

繊維質のパイナップルは噛み切りにくいので、奥歯が生えそろう3歳以降にすると誤飲による窒息リスクも軽減できます。ボツリヌス菌感染の恐れがあるはちみつは1歳以降を目安とし、誤飲しやすい硬いナッツ類も5歳ごろに与える方が安心です。