弁当に冷凍チャーハンを自然解凍で入れるのはNG？安全な入れ方を紹介！

冷凍チャーハンをそのままお弁当箱に入れてもいいのか迷ったことのある人は多いですが、自然解凍で食べることはできるのでしょうか。特に夏の暑い日はチャーハンに限らず、お弁当を安全に食べるために注意が必要です。今回は、冷凍チャーハンをお弁当に入れて美味しく食べるための方法を紹介します。

冷凍チャーハンをそのままお弁当に入れて、自然解凍で食べることはNGです。ここでは冷凍チャーハンを自然解凍して食べてはいけない理由を、3つ解説します。

市販の冷凍チャーハンの中には、加熱をしていない具材も含まれています。火を通していない具材が含まれている場合、食べる前に電子レンジやフライパンで冷凍チャーハンを加熱することが前提です。そのため、自然解凍で食べてしまうと加熱していない食材を食べることになる危険性があります。

冷凍チャーハンは、自然解凍するとその時に水分が発生します。お弁当に冷凍チャーハンを入れて自然解凍し放置した場合、自然解凍時に出た水分でチャーハンが傷んでしまう恐れがあり危険です。特に夏場のお弁当は腐る可能性を心配する人が多いですが、その危険性を高めてしまいます。

冷凍したお米を自然解凍させると、お米の水分が抜けてパサパサで美味しくないお米になります。これまで加熱前の具材があることや夏に腐りやすくなるなどの危険性を紹介してきましたが、単純に冷凍チャーハンをお弁当に入れて自然解凍させても、加熱した時のように美味しく食べることができません。

もともと加熱して食べる用に開発されている商品なので、パッケージの裏面の表示に従って加熱調理することで、一番美味しい状態で食べることができます。

冷凍チャーハンをお弁当で持参したい時、正しい準備の仕方はどのような方法なのでしょうか。朝は忙しく時間がないので前日から準備したいという人のための方法も、あわせて紹介します。

職場や学校などのお弁当を食べる場所で食べる前に電子レンジを使用できない場合でも、冷凍のまま持っていくのはNGです。あらかじめ家で電子レンジでチンした状態の冷凍チャーハンをお弁当に詰めるようにしましょう。温めた後のチャーハンでも夏場は腐りやすくなるので、お弁当は涼しい場所に置いたり保冷剤を入れたりして予防してください。

前日に冷凍チャーハンを解凍してからお弁当に詰めておくと、お米がパサパサになり美味しくないのでNGです。温めた状態で放置してしまうと、水分が飛んでしまうことが原因です。朝は時間がないという忙しい人でも、前日からお弁当箱に詰めておくことはおすすめできません。

前日から冷蔵庫や常温で自然解凍しておくことも、加熱していない具材がある問題が解決できないため同じくNGです。