お弁当の豚肉が固く・白くならない方法は?冷めても美味しい調理のコツも!
お弁当の豚肉が固く・白くなったことはありませんか?美味しさは半減してしまいますよね。今回は、お弁当の豚肉が固くならない&冷めても美味しい方法を、豚肉がより柔らかくなる調理のコツとともに紹介します。固くならない豚肉のお弁当用おかずレシピも紹介するので参考にしてみてくださいね。
目次
お弁当の豚肉が固く・白くならない方法ってある?
お弁当の人気のおかずに、生姜焼きや豚丼など豚肉を使ったメニューが多くあります。しかしお弁当の豚肉が白くなってしまい、固くてあまり美味しくなかったという経験のある人は多いです。まずは、お弁当の豚肉が固くなってしまう理由を解説します。
お弁当の豚肉が固く・白くなる理由
豚肉が固く・白くなる原因の1つとして、油浮きがあります。豚肉の脂の融点は33度から46度で、温かい状態の時は柔らかくとろけるような美味しさです。しかしお弁当の豚肉は冷めていることが多いので、調理で液体になった脂が白く固まることで肉全体も美味しさが損なわれます。
2つ目の原因として、調理中に肉汁や水分が蒸発しすぎてしまうことです。食中毒の危険などを考えて必要以上に焼いてしまうと、豚肉の中の水分が抜けて固くなってしまいます。
お弁当の豚肉が固く・白くならない&冷めても美味しい方法!
豚肉が固くなる原因を防いで、柔らかく調理する方法にはどのようなものがあるのでしょうか。ここでは、お弁当の豚肉の冷めても美味しい調理法を紹介します。
①豚肉に片栗粉をまぶす
豚肉に片栗粉をまぶすと表面がコーティングされ、肉汁が外に流れ出るのを防ぐことができます。外に出た脂が白く固まらずジューシーに仕上がるのとともに、タレがよく絡むという利点もあります。
②軽く下茹でする
豚肉の脂が冷えると白く・固くなるので、軽く茹でこぼし余計な豚の脂を落としましょう。さっぱりとした味わいになり、濃厚な味付けが苦手な人やダイエット中の人におすすめです。しかし豚肉の脂は旨味でもあるので、それ補うために湯の中に味の素を加えると物足りなさを感じません。
③肉を焼きすぎない
肉を焼きすぎると、必要以上に肉汁や水分が出てパサついてしまいます。しゃぶしゃぶ用など豚ロースの薄切り肉を使うと、表面の色の変化がわかりやすいので焼き過ぎを防ぐことができおすすめです。
肉を順番に焼く時は、焼き終わった肉を出すと温度差で固くなってしまいます。フライパン内で、焼けた肉は重ねると蒸し焼き状態になり、柔らかさを保てます。
お弁当の豚肉をより柔らかくする方法も知っておこう
豚肉が冷めても固くならない調理法には、先ほど取り上げた3つのポイント以外にも様々なものがあります。ここでは、お弁当の豚肉をより柔らかく調理する方法を紹介します。
①肉の筋を切る
豚肉は筋繊維と脂肪からできており、加熱した時に筋繊維が縮むと固くなります。下ごしらえで豚肉の筋を切っておくと、加熱した時に固くなるのを防ぐことができます。同じように、ミートハンマーで全体的に筋繊維を断っておくのもおすすめです。