クッキー生地がゆるい原因・対処法は？ベタベタで柔らかいまま焼くのはあり？

クッキー生地がゆるい・ベチャベチャして柔らかいときは、そのまま焼いても問題はないのでしょうか。あるいは、そのまま焼かずに応用できる良い対処法があるのかを紹介します。

ゆるいクッキー生地をそのまま焼くとバターが早く溶け出し、特に型抜きの場合にはクッキーの形が崩れてしまうのでおすすめしません。綺麗な形を保てずに型くずれがしたり、伝わる温度に差が出てしまい焼き色にムラが出たり綺麗なクッキーに仕上がらないのです。

水分が多すぎたり温度が高くバターが溶けて、クッキー生地がゆるい状態になってしまった時には、生地をラップで包んで冷蔵庫か冷凍庫で冷やします。クッキー生地を冷蔵することで、溶けすぎてしまったバターが固まり成形しやすくなります。特に型抜きをする場合は、クッキー生地を平らにしてから冷蔵すると良いです。

バターや卵を入れ過ぎてしまい生地がゆるい場合には、生地の様子をみながら薄力粉を少しずつ加えてクッキー生地を固くします。レシピの分量以上に薄力粉を入れ過ぎると、粉っぽいクッキーになってしまうので留意しながら薄力粉を足して下さい。

クッキー生地がゆるい時でも、おしゃれなクッキーを作ることが出来るレシピがあります。型抜きのクッキーはゆるくて出来なくても、冷蔵しなくても成形しやすいクッキーの作り方があるので紹介します。

ゆるいクッキー生地は型抜きするには柔らかいので、生地をスプーンですくって鉄板の上で丸く伸ばして焼くドロップクッキーを作ります。見た目は素朴で、生地にレーズンやチョコチップやナッツなどを混ぜたりトッピングすれば冷蔵せずに様々なクッキーが作れます。

型抜きができないかなり柔らかいクッキー生地は、絞り出しクッキーにします。生地を入れた袋に口金をつけ、生クリームを絞る時のようにクッキー生地を絞り出し様々な型に成形をし、ジャムやアラザンのようなものをデコレーションすると豪華になります。