クッキー生地がゆるい原因・対処法は?ベタベタで柔らかいまま焼くのはあり?
クッキー生地がゆるい・柔らかくてベタベタしたことはありませんか?そのまま焼くのはありでしょうか?今回は、クッキー生地がゆるい・柔らかくてまとまらない原因と対処法を紹介します。クッキー生地がゆるくても美味しく仕上がるレシピも紹介するので参考にしてみてくださいね。
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- クッキー生地がゆるい・柔らかくてまとまらない…!なぜ?
- まずクッキー生地の正しい硬さの目安を知っておこう
- クッキー生地がゆるい・ベタベタになる原因は?
- ①レシピ通りの材料・分量ではなかった
- ②卵のサイズや使う卵によって水分が多くなった
- ③生地の温度が高くなった
- ④生地の混ぜ方が悪かった
- クッキー生地がゆるい・ベチャベチャなときの対処法は?そのまま焼くのはあり?
- ゆるいクッキー生地をそのまま焼くのはおすすめしない
- 対処法①冷蔵庫か冷凍庫で冷やす
- 対処法②小麦粉を足す
- クッキー生地がゆるい時でも作りやすいレシピ3選!
- ①ドロップクッキー
- ②絞り出しクッキー
- ③アイスボックスクッキー
- クッキー生地がゆるい原因を把握して美味しいクッキーを作ろう
クッキー生地がゆるい・柔らかくてまとまらない…!なぜ?
クッキーを手作りしていて時折クッキー生地がゆるい・柔らかくてまとまらずに手にくっつくということがありますが、なぜなのかその理由を説明します。あわせて、ゆるい・柔らかいクッキー生地の応用術も紹介します。
まずクッキー生地の正しい硬さの目安を知っておこう
クッキー生地は固いと焼き上がりも固くなり、柔らかい生地ならサクサクしたクッキーが出来上がります。生地の仕上がり状態でクッキーの焼き上がり状態が変わってしまうので、テキストのレシピの分量や混ぜ方を正確に守って生地を作りましょう。丁度良い硬さのクッキーを作るための、正しい生地の硬さの目安を知っておきましょう。
クッキー生地がゆるい・ベタベタになる原因は?
クッキーを手作りしていると、クッキー生地がゆるい・ベタベタになるということがあります。どのような要因で、ゆるい生地になってしまうのかを紹介します。
①レシピ通りの材料・分量ではなかった
代用品として使いがちな材料は下記の通りです。
・マーガリン
・グラニュー糖
・米粉
・ホットケーキミックス
クッキー生地の一般的なレシピは、薄力粉・砂糖・バター・卵となり、分量をきちんと計り正確に計量することはとても大切です。レシピと異なる材料で代用品を使用したり分量が正確に計れていないと、クッキー生地がゆるい状態になってしまいます。代用品によって、特徴が違うので分量が変わってくるのです。
上白糖・三温糖・黒砂糖は大さじ1で9グラムですが、グラニュー糖は12グラムとなり大さじ1と分量が同じでもグラム数は異なります。バターの代わりにマーガリンを使うと、水分量に差が出てしまいます。小麦粉のアレルギー対策として薄力粉の代わりに米粉を使う場合には、つなぎの役割のグルテンが入っていないので水をしっかり入れないと固くなってしまいます。
②卵のサイズや使う卵によって水分が多くなった
農林水産省が定めた鶏卵の殻付きでの重さの規格は下記の通りです。
・SS:40g〜46g未満
・S:46g〜52g未満
・MS:52g〜58g未満
・M:58g〜64g未満
・L:64g〜70g未満
・LL:70g〜76g未満
お菓子作りで使う卵はMサイズを表していることが多く、卵の大きさはクッキー生地作りに影響が出てきます。つなぎの役割もある卵ですが、卵には乳化作用・紀泡性・熱凝固の性質などがあり、風味やコクが出したり固すぎずサクサク感を出すことができるのです。卵のサイズによって水分が異なり、分量よりも水分が多くなってしまうとゆるい生地になってしまいます。
全卵を使うと起泡性がある卵白の性質と相まって、少しカリっと歯応えある食感になります。卵黄は脂質を含んでいるので泡立たないため嵩が出ず膨らみにくくなり、クッキー生地としては型くずれがしにくくなるのが利点です。卵白には水分とたんぱく質が多く含まれているので、水分の影響で焼き時間が長く必要になりたんぱく質の影響で固くなる特徴があります。
③生地の温度が高くなった
暑い季節や暖房を入れていることにより室温が高くてクッキー生地が柔らかくなってしまったり、クッキー生地を触り過ぎて手の温度が伝わり柔らかくなってしまったりします。クッキー生地の温度が高くなるとレシピであるバターが溶けやすくなり、クッキー生地がゆるくなってしまうのです。
④生地の混ぜ方が悪かった
クッキー生地を作る際には同じ材料でも、生地の温度や混ぜる順番・混ぜ方などにより生地の状態が変化します。混ぜすぎや混ぜ方が悪いとサクッとしたクッキーが出来ず、味や食感が変わってしまいます。薄力粉を入れてからは混ぜるたびにグルテンが出てくるので、必要以上にこねたり、練ったりせずに混ぜるようにしましょう。
(*クッキーがまとまらない原因や失敗例と対処方法について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)