クッキーの失敗例|固い・柔らかい原因と対処法は?作り方のコツやリメイク術を紹介!

クッキー作りで失敗したことはありませんか?今回は、クッキーの〈生焼け・固い・ボロボロ〉など失敗例を、原因・防止策や対処法とともに紹介します。クッキー作りで失敗しないコツ・作り方やリメイクレシピも紹介するので参考にしてみてくださいね。

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目次

  1. 手作りクッキーのよくある失敗例は?
  2. クッキーの失敗例①柔らかい・広がる
  3. クッキーが柔らかい・広がる原因と防止策
  4. 柔らかいクッキーの対処法
  5. クッキーの失敗例②固い・ボロボロ・粉っぽい
  6. クッキーが固い・ボロボロになる原因と防止策
  7. クッキーが固い・ボロボロになりそうな時の対処法
  8. 手作りクッキーで失敗しない作り方・コツは?
  9. 材料
  10. 作り方・手順
  11. 失敗したクッキーの再利用・リメイクできるレシピは?
  12. ①復活クッキー
  13. ②クッキー生地のプディング
  14. ③さつまいものタルト
  15. クッキーが失敗しないように作ろう!

手作りクッキーのよくある失敗例は?

クッキーを自宅で手作りした時に、失敗した経験のある人もいるかもしれません。失敗したクッキーの状態を見ると、その原因がわかることがあります。今回は手作りクッキーの失敗例と原因や、美味しくリメイクする方法について詳しく説明します。

クッキーの失敗例①柔らかい・広がる

クッキーの失敗例として生地が柔らかいことや、天板の上で広がってしまうことがあげられます。その原因を覚えておくと、そういった失敗を防げるでしょう。ここではクッキーが柔らかい、または広がる原因と防止策を解説します。

クッキーが柔らかい・広がる原因と防止策

クッキーが柔らかかったり広がったりする原因と、それぞれの防止策は以下の通りです。

原因①生焼けである
完成したクッキーが柔らかいのは、しっかり焼き上がる前にオーブンから出してしまったことが原因です。クッキーの生地の中が白っぽく、食べた時に粉っぽさとねっとりした食感を感じる場合は生焼けだと考えられます。生焼けを予防するには、しっかり予熱したオーブンで焼き具合を確認しながら焼きましょう。

原因②生地の混ぜ方が悪かった
クッキーの生地の混ぜ方が足りないと、生地が柔らかくなり広がる原因となってしまいます。形のきれいなクッキーを焼きたい時には、バターや砂糖は白っぽくなるまですり混ぜてから小麦粉をダマのないよう混ぜ合わせると失敗しにくくなるでしょう。

原因③牛乳やバターを多めにした
クッキーを作る際に牛乳やバターの量がレシピより多いと、生地が柔らかくなって広がる原因となります。美味しいクッキーを焼くためには、レシピの分量通り計量することが重要です。キッチンスケールや大さじ・小さじを使って、きっちり計るようにしましょう。

原因④十分に生地を冷やしていない
クッキーの生地を十分に冷やしておかないと、生地の中のバターが十分に固まりません。そのため生地がゆるくなり、オーブンで焼き上がる前に余熱によってクッキーが広がってしまうのです。これは、オーブンに入れる前にクッキー生地を一度冷蔵庫で冷やすことで避けられます。

原因⑤オーブンの予熱が足りなかった
オーブンの予熱が足りないと時間通り焼いても生焼けになりやすく、柔らかいクッキーの原因になります。オーブンの予熱機能や温度計を活用して庫内の温度を計るなど、予熱が十分に足りているかを確認しましょう。

柔らかいクッキーの対処法

クッキー生地が柔らかい場合、以下の方法で焼き直しましょう。

・150℃のオーブンに入れて7分程度焼き、足りなければ2~3分ずつ時間を延ばす
・160℃のオーブンで3分焼き、足りなければ2分ずつ時間を延ばす

焼き立てのクッキーは柔らかいので、一度冷やすと程よい固さになることもあります。冷やしてもクッキー生地が柔らかい場合は、生焼けが疑われるので焼き直しが有効です。薄い焼き色にしたい時にはオーブンの温度を低めに、濃い色でもかまわない場合は高めに設定するとよいでしょう。焦げることがないよう、焼き加減をこまめにチェックするのがポイントです。

(*クッキーの生地や焼き上がりが柔らかい原因について詳しく知りたい方は、こちらの記事を読んでみてください。)

クッキー生地がゆるい原因・対処法は?ベタベタで柔らかいまま焼くのはあり?
クッキーが冷めても柔らかい!失敗の原因や対処法は?リメイク術も紹介!

クッキーの失敗例②固い・ボロボロ・粉っぽい

クッキーが固かったり粉っぽくなったりした際には、手順や分量を確認してみましょう。ここでは固いクッキーや、生地がボロボロになる原因と防止策を詳しく説明します。

クッキーが固い・ボロボロになる原因と防止策

クッキーが固かったりボロボロになったりする原因と、それぞれの防止策は以下の通りです。

原因①小麦粉の選び方を間違った
小麦粉は強力粉や中力粉などの種類がありますが、クッキー作りに適しているのは薄力粉です。それ以外の小麦粉を使ってクッキーを作ると、グルテンと呼ばれるタンパク質が発生して、固い生地の原因となります。クッキーを作る際には、製菓用薄力粉を使うことで食感良く仕上がるのでおすすめです。

原因②クッキー生地を練った
クッキー生地を作る際に薄力粉を練り上げると、食感が固くなる原因となります。これは小麦粉を練ることで、グルテンが発生しやすくなるからです。小麦粉を加えてからは、クッキー生地は練らないようにさっくりと混ぜ合わせるようにしましょう。

原因③バターの攪拌が足りない
クッキーに使うバターをしっかり撹拌しておかないと、生地の中の空気が足りず焼き上がりが固くなってしまいます。バターは常温で戻して柔らかくしておき、ハンドミキサーなどを使ってしっかり混ぜ合わせておきましょう。

原因④オーブンの温度が高い
高温のオーブンで焦げるまで焼いてしまうと、クッキーが固くなる原因となります。オーブンは場所によって熱のあたり方が変わるので、様子を見ながらクッキーの場所を入れ替えるのも方法の1つです。

クッキーが固い・ボロボロになりそうな時の対処法

クッキーが固いまたはボロボロになりそうな時の対処法は、以下の通りです。

・生地を焼く前なら溶かしバターを加え、まとまるまで切るように混ぜあわせる
・焼き上げたクッキーが固い場合はバタークリームやチョコクリームを挟む
・紅茶やコーヒーに浸して食べる


クッキー生地を型抜きしている際に崩れてくるようなら、そのまま焼くと固くなる可能性が高いので溶かしバターを加えることをおすすめします。また、焼きあがったクッキーが固い場合はサクサクの状態にはできないため、食べ方を工夫しましょう。

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