夢つくしの特徴は？味はまずい？美味しい？産地や元気つくしと違いも比較！

様々な品種がある日本のお米は地方のみで販売していても、現在は通販を利用して気軽に購入できるようになりました。ここでは夢つくしと呼ばれるお米の産地や、どんな交配で作られたのかを詳しく解説します。

夢つくしは福岡県産のお米で1994年より収穫されて以来、福岡県でのみ作られています。収穫時期は8月中旬になることが多いですが、田植え後に気温が上がると生育が進んで収穫が前倒しになる場合もあるようです。夢つくしは天然の肥料になるれんげ畑で栽培されているれんげ米と呼ぶ品種で、農薬の影響を受けにくい安全なお米と言えます。

夢つくしは全国的に高い知名度を誇るコシヒカリと、関西が主な栽培地として有名なキヌヒカリの交配で生まれた品種です。夢つくしはコシヒカリの甘味のある美味しい味わいや艷やかな見た目と、キヌヒカリの頑丈で栽培しやすい特徴を継承しています。

福岡県でのみ栽培している夢つくしは県外で食べる機会が乏しく、味わいを知る機会は多くありません。そこで夢つくしの食味ランキングと合わせ、実際に夢つくしを食べた人の口コミを紹介する上で、夢つくしがまずいと感じる場合の理由なども詳しく解説します。

日本穀物検定協会が行った平成28〜30年の食味ランキングで、コシヒカリのブレンド米を基準にした米と比べ、夢つくしは特に良好とされる特Aの評価を受けています。夢つくしを実際に食べた人からはおかずを引き立てる味わいで、適度なお米の粒感が良いといった声がありました。

夢つくしをまずいと感じる原因の多くは、調理方法・保存方法に問題があるケースです。お米の計量と水加減が曖昧だったり、お米が吸水するほど時間をかけつつ、お米を握るように力強く研いでいたりするとまずく感じてしまいます。さらにお米は開封した状態で日光を当てたり、湿気が高い所に保管したりしていると、風味を損ねるので注意が必要です。

また、お米は産地や品種で味わいや食感が異なるため、夢つくしがそもそも口に合わないといったことも考えられます。夢つくしの粘り気や甘味などを総合的に判断し、好みが合わずにまずいと感じる人がいることを知っておきましょう。