炭酸を凍らせるとなぜ危険?冷凍してしまった時の対処法と安全なやり方を紹介!
炭酸を凍らせるとどうなるのか知っていますか?今回は、炭酸を凍らせると〈ペットボトル・瓶・缶〉などのようきによっては〈爆発〉してしまうという危険が起こる理由を、凍らせてしまったときの解凍・対処方法とともに紹介します。炭酸を安全に凍らせる方法や、アイスシャーベットにする方法も紹介するので参考にしてみてくださいね。
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目次
- 炭酸を凍らせるとどうなる?そもそも凍らせてもOK?
- 未開封の炭酸飲料の冷凍は絶対にNG!
- 炭酸を凍らせるのが危険な理由は?爆発するのはなぜ?
- ①膨張した液体と抜け出た炭酸ガスで容器が膨張する
- ②ペットボトルが圧力に耐えられなくなると爆発する恐れがある
- ③缶や瓶は破片が鋭利になりやすくより危険
- ④炭酸飲料は種類に限らず膨張する
- 炭酸を凍らせてしまったときの対処法は?解凍して飲める?
- ①濡らしても良い場所で自然解凍する
- ②衝撃を与えないように注意する
- ③ただし解凍した炭酸飲料は飲めるが味は変わり炭酸は抜ける
- 炭酸を安全に凍らせる方法は?
- ①冷凍用の保存袋を使用する
- ②中身を少し減らして凍らせる
- ③製氷皿やコップなど封をしないで凍らせる
- 炭酸を安全に凍らせてアイスシャーベットにする方法を紹介!
- 作り方・手順
- 炭酸を容器のまま凍らせることは絶対にやめよう
ここでは、炭酸を安全に凍らせてアイスシャーベットを作る方法を紹介します。暑い夏に最適な清涼感のあるデザートなので、作り方を参考にして試してみてください。
作り方・手順
炭酸を凍らせて作るアイスシャーベットの作り方は、以下の通りです。
1、ペットボトルの炭酸飲料を用意する
2、ペットボトルを押して硬いと感じるまで、よく振る
3、冷凍庫に3時間15分入れる
4、途中で凍っていないか適宜確認する
5、冷凍庫から取り出して、ゆっくりとキャップを開ける
6、コップに注ぐ
液体をゆっくり冷却すると生じる、過冷却という原理を利用した作り方です。液体が凝固しないまま凝固点以下まで冷却されて、冷凍庫から取り出した際の刺激によって急に凝固するのでシャーベット状になります。
使用している冷蔵庫の大きさによって、冷凍時間は多少異なるので、時々様子をみながら凍っていないか確認してください。凍らせすぎると破裂する危険があるので、タイマーを使用して必ず3時間15分で冷凍庫から取り出しましょう。
炭酸を容器のまま凍らせることは絶対にやめよう
炭酸飲料を容器のまま凍らせると、内容物の体積が増え、容器が膨張し破裂や爆発の恐れがあり危険です。炭酸はできれば凍らせずに飲むのが安全ですが、凍らせてしまったら、自然解凍でゆっくり解凍するのをおすすめします。凍らせる場合には、保存袋や製氷皿を使用して、破裂の危険を避けて冷凍してみてください。