アルデンテとは?どんなパスタ?茹で方や相性抜群のソースも紹介!
アルデンテとはどんなパスタを指すのでしょうか?今回は、〈意味・由来〉などアルデンテとは何かやアルデンテに茹でる方法を紹介します。家庭でも簡単に作れるアルデンテに合ったソース・パスタも紹介するので参考にしてみてくださいね。
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アルデンテとは?どんなパスタ?
ナポリタンやペペロンチーノなどのパスタ料理は日本でも人気がありますが、パスタの調理で使われるアルデンテとはどんな意味なのでしょうか。この記事ではアルデンテの意味や、おすすめのソースについて紹介します。
アルデンテはイタリア語で歯ごたえがあるという意味
アルデンテはイタリア語で「歯に」という意味で、料理に使う場合は歯ごたえがあるという意味です。パスタや米、野菜などをゆでた際に、中心に少し芯の残る固さのゆで加減をアルデンテと呼びます。逆にモルビドというゆで加減もあり、こちらは柔らかいという意味で、アルデンテとは反対の意味があります。
アルデンテの由来
アルデンテの由来はパスタを茹でた後の調理の仕方にあります。アルデンテのパスタは茹でた後にソースと絡めたり、炒めたりして芯まで火が通ることが前提です。そのためパスタを芯まで柔らかく茹でてしまうと、食べるときには火が通りすぎて食感が悪くなってしまいます。
パスタを少しかための歯ごたえのある状態で湯から出して調理するため、パスタの茹で加減はアルデンテがよいとされています。茹でた後に冷やす冷製パスタや、温めないソースを使う場合には、芯の残るアルデンテはあまり向いていません。
アルデンテは日本ではまずいという意見が多い
うどんやそばなどの、やわらかい麺類が食べられてきた日本では、アルデンテのパスタは以下の理由からまずいという意見が多いです。
・かたい
・ぼそぼそする
・消化が悪い
・粉っぽい
日本はうどんやそばなど茹でた後に冷水でしめる麺類が主流だったため、麺類は芯までやわらかく茹でられてきました。そのため、芯の残る茹で加減のアルデンテを苦手にする人も多くいます。
イタリアでは、地域や家庭の好みにより、茹で加減はさまざまです。本場イタリアのパスタはアルデンテだという認識があるのは日本だけで、食べやすくやわらかいパスタが好まれる場合も多いです。
でざ丸
@Izoq7OghcTmzbzA
なんでお店のスパゲッティより自分で茹でた方がうまいのかと気になっていたが、お店はほとんどがアルデンテだからだった。
芯の残ってないコンビニのスパゲッティは好みである。
#アルデンテ #まずい
ミッキー・エヌ@この分野素人なのに総会屋に誤解されているマンション管理組合元理事長
@micky_enu
アルデンテのパスタって、まずいよねえ。芯のあるご飯だものねえ。あれがうまいという人は味覚が壊れている認定だな。
アルデンテにする茹で方・茹で時間は?
パスタをアルデンテに茹でるには、パッケージに書いてある時間よりも少し短めに茹でます。よく使われるパスタの茹で時間は以下の通りです。
・1.3㎜:4分
・1.4㎜:5分
・1.5㎜:6分
・1.6㎜:7分
・1.7㎜:8分
・1.8㎜:10分
アルデンテにするためには表示時間よりも1分ほど短く茹でます。これはあくまでも目安であり、茹でながら自分好みの固さを確認するのがおいしいパスタを作るポイントです。パスタによっては火の通りやすい形状のものがあり、茹で時間が短いものもあるのでパッケージを参考にしてください。
アルデンテに茹でる手順・方法
アルデンテに茹でる方法は、以下の通りです。
①大き目の鍋に水を入れ、沸騰させる
②湯に対して1%の塩を入れる
③パスタを鍋に入れ、くっつかないようにかき混ぜる
④かたさを確かめて、湯から上げる
アルデンテにするには塩をしっかりと入れるのが重要で、水1Lに対して10gの塩を入れます。塩にはパスタに下味をつけるとともに、かために仕上げる作用があるためです。火力は吹きこぼれないようにしながら、常に沸騰している状態の火加減に調整します。
おいしいアルデンテにするには、パッケージに記載された茹で時間よりも1分早く1本取りだし、かたさの確認が必要です。食べてみるか、ちぎって断面に髪の毛ほどの芯が残っていればアルデンテです。
アルデンテに合うソース・パスタを紹介!
ここではアルデンテに合うソースやパスタを紹介します。アルデンテは茹でた後に芯まで熱が通ることを前提にしています。歯ごたえのある食感が苦手な人も、レシピを参考においしいパスタを食べてみてください。