パスタ一人前は何グラム?測り方はペットボトルを使う?茹で方やレシピなども紹介!
パスタの一人前は何グラムか知っていますか?今回は、パスタ一人前の男女別の目安量に加えて、<ペットボトル・パッケージ・手>を使った測り方も紹介します。一人前パスタの茹で方・コツや、レシピのおすすめも紹介するので、参考にしてみてくださいね。
目次
パスタの一人前は何グラム?

パスタの一人分は何グラムが目安なのでしょうか。ここからは、パスタの一人前の量について男性と女性における違いも踏まえながら紹介します。
パスタ一人前の<男・女>別の目安
パスタ一人前の男女別の目安は以下の通りです。
・男性:150~200グラム
・女性:90~100グラム
なお、本格的なイタリア料理のレストランでは、パスタを前菜として30gから60gぐらいの量で提供している場合もあります。パスタを食べる量は性別や年齢・空腹状態などにより異なりますが、平均をとって一般的に一人前は100gとされているようです。
パスタの一人前の測り方は?

一人前のパスタを測るにはどのような方法があるのでしょうか?身近なアイテムを使った、パスタの一人前の測り方を紹介します。
①ペットボトルを使った測り方

パスタはペットボトルを活用して以下の手順で測ることができます。
1、ペットボトルを用意する
2、ペットボトルの中にパスタを入れる
3、ペットボトルの口から出てくる分量を取り出す
日本で製造されているペットボトルは口やフタの規格が決まっているため、口やフタを使用すると100グラム分のパスタを簡単に計量することができます。なお、500mlでも2Lでもフタや口の大きさは共通しています。ペットボトルにパスタを入れて保管しておけば、立てても横にしてもパスタを保存できるのでおすすめです。
なお、フタを使って計量する際にはパスタの束をつかみ取ってペットボトルのフタに収め、フタの中に収まった量が100グラムになります。
②パッケージを使った測り方

パスタはパッケージを使って以下の手順で測ることもできます。
1、未開封の袋入りパスタを用意する
2、袋の上端部を3cm弱だけハサミで切る
3、袋を傾けて切った穴から出た分を取り出す
未開封の袋からパスタを取り出す際に、全開せずに端の部分を3cm弱のみ切ることでちょうど一人前の分量である100グラム分を取り出すことができます。パッケージの口の大きさが変わってきたら、新しいパッケージに変えましょう。
③手を使った測り方

パスタは手を使って以下の手順で測ることも可能です。
1、100グラムのパスタを用意する
2、親指と人差し指で輪をしっかりと作る
3、作った輪で隙間がないように100グラムのパスタを握る
4、人差し指が親指のどのあたりに位置するかを覚える
料理人などのプロが実際に使っているテクニックとして、自分の手を使った測り方があります。一切道具を使わずに自分の指で覚えた感覚で一人前のパスタを測る方法ですが、慣れるまでは量を間違えてしまう可能性が高いのがデメリットです。感覚を覚えられるまでは、手で測った後に計量して確認することをおすすめします。
一人前パスタの茹で方・コツは?

一人前のパスタを美味しく茹でるには、どのような事に注意をしたら良いのでしょうか。ここでは一人前パスタの茹で方やコツを紹介するので、ぜひ実践してみてください。
一人前パスタの茹で方
一人前のパスタを茹でる際の材料・手順は以下の通りです。
【材料】
・スパゲッティ:100g
・水:2L
・塩:20g
【手順】
1、鍋に2Lの水を入れ沸騰させる
2、塩を入れる
3、沸騰したお湯にパスタを入れる
4、茹で上がったらお湯をきり料理工程へ進む
一人前をゆでる場合は、塩分濃度1%のお湯で茹でるのが基本なので、上記の量のお湯が入る鍋が無い場合もこの濃度を基準に塩の量を調整してください。塩水でパスタを茹でることにより塩味が薄くつき、ソースや具材との一体感がでます。
パスタを鍋に入れる際には、両手でパスタを持ち軽くひねるように鍋の中央あたりで同時に手を離すと綺麗に放射線状に広がります。菜箸などでパスタをお湯の中に沈めパスタがしんなりしてきたら、パスタがくっつかないように菜箸などで軽く混ぜて下さい。
コツ①記載されている茹で時間より1分短く茹でる
パスタを美味しく仕上げるコツの一つは、記載されている茹で時間より1分短く茹でることです。パスタのパッケージに記載されている茹で時間は、ソースを絡めて出来上がるまでの目安の調理時間となります。ソースと絡める手順でもある程度の時間が必要になるので、茹で時間通りに茹でると柔らかく仕上がってしまう可能性があります。
コツ②煮立った湯で茹でる
パスタは、茹でる際にデンプンにアルファ化と呼ばれる現象が起こることで、固くなったデンプンの結合が柔らかくなって体内で吸収されやすい状態になります。このアルファ化が急速に起きるのは85~95℃の温度帯ですが、茹でる際にこれより温度が低いとアルファ化がうまく起こらず、伸びきったような仕上がりになります。
そのため、パスタを茹でる際には必ず煮立った湯で茹でることを守ってください。また、パスタを茹でている間も最初から最後までお湯が沸騰していることが大切なので、茹でている間にお湯が吹きこぼれてもさし水はしないようにしましょう。お湯の温度が急に下がるとパスタの表面がベタついてしまい食感が悪くなります。
コツ③オリーブオイルを入れる
お湯が沸騰した際に塩を入れますが、一緒にオリーブオイルも少量いれましょう。オリーブオイルがお湯の吹きこぼれを防いでくれて、お湯の温度も下がりづらくするので美味しくパスタが茹で上がります。
コツ④茹で上がったらすぐにソースと絡める
パスタが茹で上がったら素早くパスタソースと絡めましょう。茹で上がってすぐに絡めることで、パスタの表面のデンプンがソースに良く絡まり美味しくなります。パスタの茹で上がりとソースの出来上がりが同時になるのがベストですが、自信の無い場合にはソースを先に作っておきパスタが茹で上がったらすぐに混ぜられるように用意をしておくのもおすすめです。
一人前のパスタを使ったレシピ
ここからは一人前のパスタを使った、レシピを紹介します。パスタは色々なアレンジに使えるのでぜひ試してみてください。
①グラタン
グラタンはマカロニだけでなくロングパスタでも作れるので、季節の野菜や魚介を入れたパスタグラタンにするのもおすすめです。ベシャメルソースにしたりトマトソースやミートソースにしたりすることで、様々な味わいが楽しめます。
②フリッタータ
フリッタータとはイタリア版のオムレツのことです。フライパンで簡単に作ることができ、入れる具材を変えることで様々な味が楽しめます。
③ピザ
フライパンで作れるこちらの簡単なパスタピザは、モチモチとした食感が美味しいメニューです。こちらも好みの具材をトッピングして楽しめます。
④スープ
パスタはスープの具材にするのもおすすめです。野菜をたっぷり入れれば、栄養満点の一品に仕上がるでしょう。
⑤フライドパスタ
パスタを揚げるだけで作れるフライドパスタは、カリカリとした食感でお酒のおつまみやおやつにおすすめです。塩だけで味付けしても美味しいですが、カレー粉やガーリックパウダーなどでアレンジしても良いでしょう。
一人前パスタを活用しよう
パスタを一人前の量だけ測る方法や、一人前パスタの茹で方・コツなどを紹介しました。一人前パスタは様々なレシピにアレンジすることもできるので、今回紹介した情報を参考に、一人前パスタを活用してみてください。