カッペリーニとは?イタリア語での意味は?茹で方・時間やレシピのおすすめを紹介!
カッペリーニとはどんなパスタか知っていますか?今回は、カッペリーニの名前の意味や、形・太さに加えて、美味しくなる茹で方のコツとはどういうものかなど紹介します。カッペリーニを使った人気レシピもいくつか紹介するので、是非参考にしてみてくださいね。
(このページにはPRリンクが含まれています)目次
カッペリーニとは?
パスタには実に様々な種類があり、イタリアではその太さや形状により使い分けられます。今回はカッペリーニがどのようなパスタなのかを解説します。
カッペリーニとはナポリ発祥のパスタの一種
カッペリーニとは、長さが25cm前後あるロングパスタの一種で、中でもとりわけ細いものを指す名称です。発祥はジェノヴァ、ヴァッレ・ラティーナ地方(フロジノーネ県)、ナポリ周辺だとされています。
「カッペリーニ」のイタリア語での意味
カッペリーニは非常に細いロングパスタを指す名称として使われています。カッペリーニはイタリア語ので髪の毛を意味するカペッリ(capelli)という言葉から派生した言葉で、髪の毛のように細いという意味を持ちます。
カッペリーニの形・太さの特徴
これまで述べてきたように、カッペリーニは断面が円形で非常に細い紐状のパスタで、その直径は1mm弱から1.3mm程度です。これは日本のそうめんとほぼ同程度の細さです。日本で食べられる機会が多いスパゲッティは、通常太さが1.6mm~1.9mmのパスタを使用しているので、これと比べると非常に細いことが分かるでしょう。
(*パスタの種類について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
カッペリーニの茹で方は?時間は?
カッペリーニはその細さゆえ、冷製パスタに使われることが多いです。冷製パスタを調理する際は、温かいパスタを作るときとは違ったコツがあります。ここでは、カッペリーニが美味しくなる茹で方のコツを紹介しましょう。
カッペリーニの茹で時間の目安
カッペリーニは製造元によってその規格に多少違いがあるものの、総じて非常に細いので火がとても通りやすく、茹で時間は2分前後とされています。茹ですぎるとコシがなくなってしまうので、キッチンタイマーをセットするなどして茹ですぎを防ぎましょう。
お湯に対して1%の塩を入れて茹でる
カッペリーニを茹でる際、お湯に1パーセントの塩を加えて茹でましょう。この塩加減は、他のパスタを茹でる時と同様です。塩を加えることで麺全体にまろやかな塩味の下味をつけることができ、麺にコシも出ます。
冷製パスタにする際は1~2分長く茹でる
冷製パスタにする際は、茹であがってから水で麺を冷やしたときに少ししまります。表示の時間通りに茹でると硬すぎる仕上がりになってしまう可能性があるので、表示時間より1~2分長めに茹でるようにすると、ちょうど良い食感になります。