玉ねぎで涙が出る原因と対策9選!泣かないで済む簡単な方法を伝授!
【管理栄養士監修】玉ねぎを切るとなぜ涙がでるか知っていますか?今回は、玉ねぎを切ると涙がでる原因と涙対策を9こ紹介します。切り方やちょっとしたひと手間など簡単な方法で涙が出にくくなるものばかりなので、次の玉ねぎ調理の際に備えてぜひチェックしてみて下さいね。
目次
⑤ゴーグル・鼻ティッシュを使う
ゴーグルや鼻ティッシュで目や鼻を保護するといった対策法もあります。見た目はユニークですが、硫化アリルが目や鼻から侵入するのを防げるので効果が期待できます。玉ねぎを冷蔵庫に入れておくなど、ほかの対策法と組みわせるとより涙が出にくくなるでしょう。
⑥滑らせるように切る
玉ねぎの切り方にも気を付けてみましょう。力を入れて押し付けるのではなく、包丁を軽く握って滑らせるように切れば玉ねぎを切っても涙が出にくくなります。これは切れ味が良い包丁を使う時と同じ理由で、玉ねぎの細胞が壊れにくく硫化アリルが気化しにくくなるからです。
⑦時間をかけない
玉ねぎを切る作業は、時間をかけずに手早く済ませるようにしましょう。涙が出る前に玉ねぎを切り終えれば問題ないからです。良く切れる包丁を使用すれば時間を短縮できますし、細胞も壊れにくいのでおすすめです。
⑧割りばしをくわえながら切る
一見効果があるのか疑問に思いますが、割りばしをくわえながら玉ねぎを切るといった方法もあります。横向きにした割りばしの中心をくわえながら切ることで、普段よりも多く唾液が出ます。涙よりも唾液の分泌の方が優先されるので、唾液を多く出せば涙が出にくくなる様です。
シャキシャキ感を残すために加熱できず、冷蔵庫で冷やしておくのも忘れてしまったという際でもすぐに実践できる方法でもあります。
⑨口を開けたまま切る
準備の必要が無く一番手間がかからない対策法が、口を開けたまま切るといった方法です。口を大きく開けると鼻に硫化アリルが入りづらく、涙が出にくくなります。鼻は目と繋がっているので硫化アリルが入ると涙が出てきますが、口に硫化アリルが入っても涙が出ることはありません。
⑩換気扇を付ける
玉ねぎを切る時に、換気扇を付けても涙が出にくくなります。硫化アリルを鼻や目に入ることで涙が出てくるので、その前に換気扇で外に追い出してしまえば問題はありません。同じ理由から、ベランダなどに出て外で玉ねぎをカットするのもおすすめです。
玉ねぎを切っても涙が出ない人も?
多くの人は玉ねぎを切ると涙が出てきますが、中にはそのまま玉ねぎを切っても涙が出ない人もいます。どうして涙が出ない人がいるのか、その原因を見ていきましょう。
涙が出ない人はダークスポットがある場合が多い
玉ねぎを切っても涙が出ない人は、目に「ダークスポット」がある場合が多い様です。ダークスポットとは加齢や乾燥などによってできる黒い筋のことで、日本人の6人に1人にある症状です。普段の涙の分泌量が減ったり、目の水分の蒸発量が増えることによる防御反応として現れるものですが、悪化すると失明などの恐れがあるので心当たりのある方は眼科での受診をおすすめします。
コンタクトをつけている場合もある
コンタクトレンズを付けていて涙が出ない場合もあります。硫化アリルは、鼻からも侵入しますが、むき出しの目の粘膜とは違い、鼻の粘膜は毛で守られている分、少し影響が出にくいのです。ただコンタクトを付けていても涙が出てしまう人もいる様です。