練り物とは？種類は豊富？製法・地域別に一覧で名前を紹介！

練り物はたんぱく質が豊富で、いずれの種類も10g前後のたんぱく質が含まれています。また、白身魚を原料とする練り物のたんぱく質は、必須アミノ酸が多い良質なものであるのも特徴です。そのうえ、練り物は低脂質であり、かまぼこ類は1gにも満たない量となっています。

日本人に不足しがちなカルシウムが多く含まれる種類も多く、練り物はダイエットや栄養補給に役立つと言えるでしょう。しかし、練り物はナトリウムを多く含むため、塩分量には気をつける必要がありそうです。

日本人の食事摂取基準では、塩分摂取量の目安を男性7.5g未満、女性6.5g未満と定めています。練り物の食べ過ぎは、塩分の過剰摂取に繋がる恐れがあるため気を付けてください。

練り物には様々な種類があることが分かりましたが、ここでは練り物の美味しい食べ方とレシピを紹介します。おでんで使用されることが多い練り物ですが、おでん以外のアレンジ方法もどのようなものがあるのかみていきましょう。

練り物の代表的な料理であるおでんの具材には、さつま揚げやちくわなど定番の種類だけでなく、笹かまぼこなど地域の特産品も適しています。圧力鍋を使えば長時間煮込む必要もなく、美味しいおでんが完成します。

練り物の天ぷらにはちくわを使うことが多いですが、カニカマを揚げても美味しいです。練り物にしそや海苔を巻いたり、野菜と練り物を混ぜてかき揚げにしたりと様々なアレンジも楽しめます。

さつま揚げなどの練り物に出汁が染み込み、おでんのような旨みを感じる煮物です。とても簡単に調理できて、これだけで白ごはんが進む一品です。冷えても美味しいのでお弁当のおかずにもおすすめです。

さつま揚げの旨味と切干大根の甘味が染み出たキンピラは絶品で、蓮根との食感の違いも楽しい一品です。練り物などの具材に人参を加えると彩りが華やかになり、ひじきを組み合わせることで鉄分などミネラルも豊富に摂取できます。