インド人が手で食べる理由は?左手は食事マナー違反?現在は食べない?
インドでは食事を手で食べる理由を知っていますか?現在でも手食文化・習慣は続いているのでしょうか?今回は、インドで食事を手で食べる理由や〈右手・左手〉の役割を、〈北インド〉など食べない地域・場面とともに紹介します。手で食べる以外のインドの食事マナーも紹介するので参考にしてみてくださいね。
( 2ページ目 )
(このページにはPRリンクが含まれています)
目次
テーブルに肘をつきながら食事をすることは、日本ではマナーが悪いとされますが、インドは逆に良いマナーとされています。インド流のマナーはテーブルに両肘をついてから、左手で料理を取り分け、右手から直接食べ物を口に入れることです。
②食べ残す
最近のインドで食事を食べ残すことはマナー違反とされています。富裕層が食事を食べ残すことが社会問題になっており、特に貧富の差が激しいインドで食事を残すことは、非常に失礼な行為と見なされています。
インド以外で食事を手で食べる国はある?
インド以外で食事を手で食べる国は以下のとおりです。
・ネパール
・タンザニア
・エチオピア
・インドネシア
・マレーシア
ヒンドゥー教の多いネパールはインドと同様の食事スタイルです。アフリカ・中近東・東南アジアのイスラム教の国々も食べ物は神聖なものとして扱われ、料理を手で食べることが多いです。
インドでは食事を手で食べることを知っておこう
インド人が手で食べる理由とあわせて、インドで食事をする際のマナーを紹介しました。地域やTPOに合わせてインド式のマナーを取り入れても良さそうです。インドで食事をする際に参考にしてみてください。