固くならない焼肉弁当の作り方は?柔らかくする方法は?おすすめのレシピも紹介!
焼肉弁当が固くならない作り方を知っていますか?柔らかくする方法が気になりますね。今回は、焼肉弁当の固くならない方法について、〈片栗粉〉などのコツや美味しい作り方とともに紹介します。〈牛肉・豚肉・カルビ〉などを使った固くならない焼肉弁当のレシピも紹介するので参考にしてみてくださいね。
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焼肉弁当で固くならない作り方を知りたい…
大人にも子供にも人気の焼肉は、調理も簡単なのでお弁当にもおすすめです。しかしいざ食べてみると、肉が固くてがっかりした経験がある人は多いでしょう。焼肉をお弁当にしても、固くならない方法はあるのでしょうか。今回は、焼肉弁当の固くならない作り方を紹介します。
そもそも焼肉弁当が固くなる原因は?
焼肉をお弁当にする際に固くなる理由は、水分が飛び過ぎてしまうこととタンパク質の凝固です。まず生の状態の肉は、多くの水分を含んでいます。牛肉や豚肉を調理する時に必要以上に水分が出てしまうことが、固くパサついた焼肉になる原因です。
また肉は多くのタンパク質を含んでいますが、これは熱を加えると固くなる性質があります。それで肉を加熱する際にしっかりと火は通しつつ、タンパク質の凝固を抑えることがカギになります。
焼肉弁当で固くならない方法・コツは?【下準備・焼き方】
ここでは、安い肉でも固くならない5つの調理法を紹介します。普段の肉料理を作る際にも使えるテクニックなので、ぜひ参考にしてください。
①酵素の含まれている食材に漬け込む
牛肉・豚肉を果物や野菜など酵素を持つ食材に漬けると、調理した時に食感を柔らかくすることができます。
【果物】
・パイナップル
・キウイ
・梨
【野菜】
・玉ねぎ
・舞茸
・大根
パイナップルやキウイなどの果物には、タンパク質分解酵素が多く含まれています。酢豚にパイナップルが含まれているのは、豚肉を柔らかく仕上げるためです。これらの果物を細かく刻んだりすりおろすなどして、肉に漬け込んでみましょう。そのまま調理すると甘くなるので、果物は拭き取ってから焼いてください。
玉ねぎは牛肉・豚肉と相性が良い食材なので、調味料とともに下味をつけソースとして利用することができます。また舞茸は食材の中でも、多くのタンパク質分解酵素を含んでいる食材です。 舞茸を細かく刻んで肉の上に乗せ、2時間ほど冷蔵庫で漬け込んでください。
②お酒に漬け込む
牛肉や豚肉をお酒に漬け込むと、繊維内にアルコールが浸透し加熱時に水分を失いにくくなります。またアルコールは沸点が78度と低いので、肉を酒に漬けておくと通常より早く火が通ります。短時間で加熱した肉はふっくら柔らかいので、お弁当に入れても固くなりません。
③牛乳に漬け込む
牛肉・豚肉を 牛乳などの乳製品に漬け込むと、肉の繊維を柔らかくする効果があります。また牛乳には肉の臭みを取る働きがあり、旨味も凝縮されます。牛肉・豚肉が浸る程度牛乳を注ぎ、1時間から一晩漬け込んでください。
④肉の繊維を切って柔らかくしておく・穴を開けておく
タンパク質は多くの筋繊維からできており、加熱すると縮み肉が固くなります。下ごしらえで筋繊維を切っておくと、焼いても縮まず固くなりません。やり方は、包丁やミートハンマー、フォークなどで肉に複数箇所穴を開けます。この方法は漬け込む時間がいらないので、忙しい朝にも向いています。
⑤片栗粉をつけて焼く
下味をつける前に、肉の表面に片栗粉を薄くつけるのもおすすめです。片栗粉をまぶしておくと、焼いた時に肉に含まれる水分が出てしまうのを防ぐことができます。また、後からかけるタレが絡みやすくなるというメリットもあります。