太刀魚の保存方法は?冷凍できる?日持ち期間や解凍法・食べ方も紹介!
太刀魚の正しい保存方法を知っていますか?刺身・ぶつ切りでも日持ちするのでしょうか?今回は、太刀魚の〈冷凍・冷蔵〉での保存方法・日持ち期間を、解凍方法とともに紹介します。太刀魚の〈塩焼き・天ぷら〉など美味しい食べ方・レシピも紹介するので参考にしてみてくださいね。
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太刀魚の正しい保存方法は?冷凍できる?
体長が1.5mと細長く白銀色をした太刀魚は、淡白な味わいの白身魚です。刺身にしても焼いても揚げても美味しいので、旬の時期に多めに購入して冷凍したいと考える人もいるでしょう。ここでは太刀魚は冷凍できるのかも含めて、正しい保存方法について説明します。
太刀魚は鮮度が高い内にすぐ保存しよう
太刀魚は鮮度が高い内に、すぐに保存するのが鉄則の魚です。太刀魚の腸内に寄生虫であるアニサキスが潜んでいることが多く、死んで体温が上がると身に移動します。誤ってアニサキスを食べると食中毒を起こすリスクが高いので、注意が必要です。新鮮な太刀魚からすぐに内臓を取り出し、直接氷が触れないようビニール袋などに入れて冷やしてから保存しましょう。
(*太刀魚の下処理やさばき方について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
太刀魚の冷蔵での保存方法・日持ち期間は?刺身は短い?
太刀魚は冷蔵保存が可能ですが、寄生虫による食中毒を避けるため正しい方法を用いる必要があります。刺身用に捌いた太刀魚を冷蔵保存した際に、日持ちする期間がどの程度なのかも気になるところです。ここでは太刀魚の冷蔵保存方法とともに日持ちする期間も説明します。
太刀魚の冷蔵での保存方法
太刀魚の冷蔵保存方法は、以下の通りです。
①鮮度の高い内に徹底的に血抜きする
②頭と内臓を取り除き、流水で血合いを洗う
③腹にキッチンペーパーを詰め、完全に水分を拭き取る
④しっかりと外側の水分も拭き取る
⑤キッチンペーパーにアルコール由来の除菌剤を吹き付けたもので、太刀魚を包む
⑥⑤の上からラップを巻いて冷蔵保存する
冷蔵庫で数日保存する場合は毎日1回は太刀魚から出る水分を拭き取り、アルコール由来の除菌剤を吹き付けたキッチンペーパーを取り換えるのがおすすめです。この手順を守ることで、日持ちする期間を延ばすことができるので実践しましょう。
太刀魚の冷蔵での日持ち期間は約2〜3日
太刀魚の冷蔵での日持ち期間は約2〜3日、刺身で食べる場合は1日が目安ですが以下の方法で熟成させることができます。
①鮮度の高い太刀魚の頭と内臓を取り除き、身をおろす
②太刀魚全体に軽く塩をふる
③アルコール由来の除菌剤を吹き付けたキッチンペーパーで包んでから、ラップでくるむ
③太刀魚を締めてから36時間、冷蔵庫で寝かせる
太刀魚の身を熟成させるとさらに旨味が感じられるだけでなく、日持ち期間も4~5日と若干長くなります。釣った段階で神経締めをして血抜きをした太刀魚は鮮度が保てるので、刺身にした際に生臭くなることもなく、熟成させるのに適しています。
太刀魚の冷凍での保存方法・日持ち期間は?
鮮度の高い太刀魚が大量にある際には、冷凍保存するのがおすすめです。しかし正しい方法で保存しなければ、せっかくの美味しさが半減してしまいます。ここでは太刀魚を冷凍保存する方法とともに、日持ちする期間についても説明します。
太刀魚の冷凍での保存方法
太刀魚の冷凍での保存方法は、以下の通りです。
・太刀魚をおろしてからラップをして、ジッパー付き保存袋に入れて冷凍する
・太刀魚のエラに切り込みを入れてから塩水に浸し、血抜きをしてからラップで包んで冷凍する
・煮物用にぶつ切りにした太刀魚は1回に食べる量に小分けして、ジッパー付き保存袋に入れて冷凍する
太刀魚は内臓を取り出さずに冷凍しても、問題はありません。解凍後にどのような料理にするかを考慮して、適した方法で冷凍するとよいでしょう。太刀魚を冷凍保存する際には脱気包装が基本ですが、焼き物や揚げ物に使うときに食感が損なわれることがあるので注意が必要です。脱気せずに冷凍保存したい場合は、隙間ができないようにラップで包みましょう。