ペンネとは?マカロニとの違い・代用は?グラタンにはどっちを使うの?
ペンネとはどのような食べ物でしょうか?マカロニ・パスタとの違いはあるのでしょうか?今回は、<形・イタリア語の意味・種類(ペンネリガーテ)・歴史>などペンネの特徴を、マカロニとの違いや代用できるのかとともに紹介します。ペンネ・マカロニの人気レシピや、おすすめ商品も紹介するので参考にしてみてくださいね。
(このページにはPRリンクが含まれています)目次
- ペンネとは?種類やパスタとの違いは?
- 「ペンネ」とはペンのように尖った形をしたショートパスタ
- 種類①ペンネ・リガーテ
- 種類②ペンネ・リッシェ
- ペンネとマカロニの違いは?代用できる?グラタンはどっち?
- 「マカロニ」とは円筒状の形をしたショートパスタ
- ペンネとマカロニの違いは日本では区別されていない
- ペンネとマカロニはイタリアでは全くの別物とされている
- ペンネとマカロニの代表料理は?レシピと紹介!
- ペンネの使い方・料理例
- マカロニの使い方・料理例
- ペンネのおすすめ商品3選!
- ①ディチェコNo.41 ペンネ リガーテ 500g(531円)
- ②アルチェネロ 有機ペンネ 500g(527円)
- ③アンティケ トラディツィオーニ ディ グラニャーノ ぺンネ・リッシェ500g(1,480円)
- ペンネとは何か知っておこう
ペンネとは?種類やパスタとの違いは?
パスタの種類は非常に多く、色々な形状のパスタがスーパーでも販売されています。大きく分けるとロングパスタとショートパスタの部類に分けられますが、ショートパスタであるペンネはどのような特徴があるのでしょうか。ここでは、ペンネの特徴や種類について解説します。
「ペンネ」とはペンのように尖った形をしたショートパスタ
ペンネは、両端がペン先のように尖った形をしたショートパスタで、斜めにカットされた形状が特徴です。ペンネ(Pennne)の名前の由来は、イタリア語でペン先を意味する(Penna)が語源と言われています。
ペンネの歴史はイタリアのリグーリア州が発祥で、1865年にパスタ職人であったジョヴァンニ・バッティスタ・カプッロが傾斜切断機の特許を取得したことが始まりとされています。
種類①ペンネ・リガーテ
ペンネは2種類あり、違いは表面に溝が入っているかどうかで分けられます。ペンネ・リガーテは、表面に溝があるパスタを指しています。リガーテは、イタリア語で「線の入った」といった意味がある言葉です。ペンネの溝にソースが良く絡むので、トマトソースやクリームソースとの相性の良いパスタです。
種類②ペンネ・リッシェ
ペンネ・リッシェはペンネ・リガーテと違い、表面に筋が入っていません。リッシェとはイタリア語で、「平ら」や「すべすべした」との意味をもちます。ペンネ・リッシェはあまり流通していないので、手に入りにくいと言われています。溝がないのでソースが絡みにくいですが、火は均一に通りやすいのが特徴です。
(*ショートパスタの種類について詳しく知りたい方は、こちらの記事を読んでみてください。)
ペンネとマカロニの違いは?代用できる?グラタンはどっち?
マカロニもショートパスタの一種ですが、ペンネとの違いはどのような点にあるのでしょうか。マカロニを使ったグラタンは人気がありますが、ペンネでも代用できるか気になる人も多いでしょう。ここでは、マカロニとペンネの違いについて解説します。
「マカロニ」とは円筒状の形をしたショートパスタ
日本でショートパスタと言えば、マカロニについて思い浮かべる人が多いかもしれません。マカロニは、直径2.5mm~5mmの円筒状の穴が開いたパスタで、少し肉厚になっています。マカロニグラタンやサラダなどに使われることが多いので、良く知られたパスタです。
また、グラタン用マカロニやサラダ用マカロニと言った、用途別の商品が販売されています。一般的にサラダ用マカロニは、グラタン用マカロニとは違い、冷めても美味しいように小さめのサイズで茹で時間も短いものが多いようです。なお、日本ではショートパスタを総称してマカロニと呼び、形の違うものもマカロニと表記されていることがあります。
ペンネとマカロニの違いは日本では区別されていない
ペンネとマカロニは国によっても捉え方が違い、日本ではペンネとマカロニは区別されていません。日本農林水産省では、2.5mm以上の大きさの管状のものは全てマカロニと定義してます。なお、スパゲッティやラザニアなどの棒状や帯状のものはマカロニとは呼びません。
また、ペンネとマカロニはそれぞれ代用できます。グラタンをペンネで作ることもあれば、マカロニサラダがペンネで代用されることもあります。パスタの厚みが違うので、茹で時間を調整するなどして使うと良いでしょう。