鏡餅を玄関に飾ってはいけない?飾る場所はどこ?仏壇など別に意味を紹介!
鏡餅を飾る・置く場所はどこか知っていますか?玄関に飾ってはいけないのでしょうか?今回は、<仏壇>など鏡餅を飾る場所を、場所別の〈風水・神様〉の意味とともに紹介します。鏡餅はいつから・いつまで飾るかや、飾り方・食べ方についても紹介するので参考にしてみてくださいね。
(このページにはPRリンクが含まれています)目次
鏡餅を玄関に飾ってはいけないって本当?理由は?
正月飾りとして欠かせない鏡餅は、縁起物とされています。年神様の居場所でもある鏡餅は、玄関に飾ってはいけないと聞くことがあります。ここでは、鏡餅を玄関に飾って良いかどうかについて解説するので参考にしてください。
鏡餅は玄関に飾っても問題ない
玄関は家の中で下座にあたるという理由から、鏡餅を玄関に飾ることを避ける地域や家もあります。ただし、そのような考えや風習が無い場合は、玄関に鏡餅を飾っても問題はないです。むしろ、一番大きな鏡餅を飾る場所として玄関が選ばれることが多いです。
鏡餅を飾る・置く場所はどこがいい?仏壇?
神様が宿る場所とも言われている鏡餅を飾るのに、ふさわしい場所はどこでしょう。置く場所によって意味が変わってくるのならば、鏡餅を最適な場所に置きたいものです。ここでは、鏡餅を飾る場所について説明します。
飾る場所は鏡餅の大きさによって異なる
鏡餅を飾る場所は以下のとおりです。
・床の間、玄関:一番大きく立派な鏡餅
・神棚、仏壇:その次に大きい鏡餅
・台所、部屋、洗面所、トイレ:小さい鏡餅
地域や家の風習によって異なる場合もありますが、鏡餅のサイズに合わせて、上記の場所に飾られるのが一般的です。床の間や神棚などが無い家は、家族が集まるリビングなどに飾ることが多いです。鏡餅の大きさや家のタイプに合わせて、飾る場所の参考にしてください。
鏡餅を飾る場所と祀られている神様
鏡餅は神様へのお供え物という由来があり、鏡餅が置かれる各場所に祀られている神様は次のとおりです。
・竈神、荒神:台所
・納戸神:寝室
・厠神:トイレ
・水神:洗面所
日本では昔から家の中に神様が宿るとされ、鏡餅を飾ることはその場所に応じた神様を祀るという意味があります。生活に欠かせない台所や洗面所に祀られる神様の他にも、上に挙げたように様々な場所に神様がいると信じられてきました。
納戸神は昔納戸が夫婦の寝室として利用されていたり、衣類やお米の収納場所として使われていたりしたことから重要な場所とされていました。風水で運気に関わる場所とされているトイレにも厠神という神様がいるので、鏡餅を飾ると良いでしょう。
迷ったら神棚・仏壇・高い場所に供えよう
鏡餅は場所に応じてサイズに気を配るくらいで、飾ってはいけない場所は無いようです。地方の風習や家の決まりごとが無く、飾る場所に迷った場合は、高い位置に飾ることをおすすめします。特に神棚や仏壇があれば鏡餅の位置が高くなり、お供え場所として最適でしょう。
鏡餅はいつから・いつまで飾る?
鏡餅を飾る時期はいつ頃なのか、飾り始めの日付などに意味はあるのか気になるところです。ここでは、飾る期間とあわせて飾り終えた鏡餅を、どのようにすれば良いかも解説します。
鏡餅は12月28日、30日に飾ろう
鏡餅は正月飾りと同じように、12月28日か30日に飾るのが一般的です。特に12月28日は、末広がりを意味する8が付く日なので、この日に飾る家が多いです。また、29日は二重苦に通じることから、縁起が良くないと避けられています。