いわしは生刺身で食べれる?寄生虫・鮮度に注意?捌き方・食べ方も紹介!

いわしの刺身での食べ方を知っていますか?生でも食べられるのでしょうか?今回は、<鮮度・皮剥き・寄生虫(アニサキス)>などの観点からいわしを刺身で食べる時の注意点を、さばき方・切り方とともに紹介します。刺身を使ったアレンジレシピも紹介するので参考にしてみてくださいね。

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目次

  1. いわしを刺身で食べたい…生でも食べられる?
  2. いわしは刺身など生食できるが注意が必要
  3. いわしを刺身で食べる時の注意点は?寄生虫(アニサキス)が危険?
  4. ①鮮度の良いいわしを選ぶ
  5. ②保存方法に気を付ける
  6. ③小骨・皮の処理を忘れない
  7. ④寄生虫(アニサキス)による食中毒の危険がある
  8. いわしの刺身用のさばき方・切り方は?
  9. いわしの刺身の美味しい食べ方は?
  10. いわしの刺身を使ったアレンジレシピ・食べ方も紹介!
  11. ①ごま油の入ったいわしの刺身のだし醤油酢漬け
  12. ②いわしの刺身を使った青じそマリネ
  13. ③いわしの刺身を使ったアヒージョ風
  14. いわしを刺身で食べてみよう

いわしを刺身で食べたい…生でも食べられる?

体によい青魚であるいわしは、傷みやすい魚としても知られています。新鮮なイワシであれば刺身で食べることができるのか、気になる人も多いでしょう。ここでは、いわしを刺身などにして生で食べても問題ないのかについて説明します。

いわしは刺身など生食できるが注意が必要

新鮮なイワシは刺身などで生食することができますが、注意は必要です。スーパーで刺身用として販売されているものは問題ありませんが、さばかずに1尾で売られているものを自宅でおろしたい場合は注意しなければなりません。季節によって傷むまでのスピードにも違いがあるので、新鮮なイワシをさばくまでに時間がかかる場合は後述する方法で保存しましょう。

いわしを刺身で食べる時の注意点は?寄生虫(アニサキス)が危険?

いわしの刺身を食べるにあたり、大事なのは鮮度だけではありません。アニサキスなどの寄生虫がいないのかが、気になる人もいるでしょう。ここではいわしを刺身で食べる際に気を付けたい注意点を説明するので、日ごろから意識してみてください。

①鮮度の良いいわしを選ぶ

刺身にする場合は新鮮なイワシを選ぶのが鉄則で、以下のような特徴があります。

・いわしが筒状で丸い
・体に厚みがある
・頭が小さい
・いわしの目が黒く澄んでいる
・エラが鮮やかな赤色


いわしはデリケートな魚なので、鮮度の良さが目に見えてわかります。頭が小さくて体が丸く厚めのものは脂がのっており、新鮮なものは黒目もエラも色が鮮やかです。いわしの鮮度が落ちるといわしの目が赤黒く、エラは茶色から黒色に変化します。鮮度が落ちたいわしは刺身には適さないので、加熱調理して食べましょう。

②保存方法に気を付ける

新鮮なイワシをさばいて刺身にしたい時には、保存方法に気を付ける必要があります。買ったいわしをそのまま冷蔵庫に入れるのではなく、氷水に浸けるのがおすすめです。氷水に浸けることで空気に触れるのを避けると、いわしの劣化を防ぐことができます。

(*いわしの保存方法について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)

いわしの保存方法・期間は?そのまま冷凍・冷蔵できる?長持ちのコツを紹介!

③小骨・皮の処理を忘れない

いわしを刺身で食べる際には、さばく段階で小骨や皮をしっかり処理することを忘れてはいけません。皮や小骨が残ったままだと食べにくく、新鮮なイワシの美味しさが半減してしまいます。次章で新鮮なイワシのさばき方と刺身の作り方を詳述するので、参考にしてみてください。

④寄生虫(アニサキス)による食中毒の危険がある

いわしの刺身を筆頭に以下のように生食する料理にする場合は、寄生虫(アニサキス)による食中毒の危険があるので注意が必要です。

・刺身
・なめろう
・たたき
・カルパッチョ


新鮮なイワシの内臓をできるだけ早く取り除くことで、アニサキスの感染リスクを軽減することは可能です。しかし寄生虫であるアニサキスは加熱調理すると死滅しますが、いわしを生食して感染すると食中毒が起こるリスクは残ります。いわしの刺身を食べて胃痛が起こった場合は食中毒の可能性が高いので、病院に行きましょう。

(*アニキサスの見つけ方について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)

寄生虫「アニサキス」の見つけ方は?冷凍・加熱で食中毒を予防する方法を解説!

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