（天津）甘栗の作り方は？オーブン・圧力鍋を使って家庭で簡単にできる？

秋の味覚代表の甘栗は程よい甘味で、その食べやすさから老若男女問わず人気があります。栗には多くの品種がありますが、普通の栗と甘栗にはどのような違いがあるのでしょうか。ここでは、甘栗の定義を元に、その違いを詳しく紹介します。

甘栗とは、中国産の小粒の栗を用いて、窯や鍋などで黒砂糖や水あめなどの糖類を加えてかき混ぜながら石焼きにしたものを指します。中国産の栗は、甘みが強く柔らかい食感で、甘栗に加工するとよりスナック感覚で味わえるのが特徴です。

一般的なスーパーやECモールなどでは、加工済みの栗や天津甘栗を販売している場合が多く、生甘栗を販売しているところは少ないです。オンラインショップでは、農家直送で販売している場合もありますが、入手困難な場合はニホングリで作って味わうのもおすすめです。

中国産の生甘栗は購入困難ですが、ニホングリでも家庭で簡単に天津甘栗や焼き栗を作って楽しむことができます。ここでは、子供と一緒に挑戦しやすい、基本の天津甘栗や焼き栗のレシピを紹介するので旬の時期の参考にしてみてください。

美味しい甘栗を作るために、栗をしっかりと水洗いします。栗は虫が付いていることが多いので、気になる場合は一晩水につけて虫抜きをするのがおすすめです。水につけておくことで皮も剥きやすくなり、この後の作業が簡単になります。

天津甘栗や焼き栗用に生栗を茹でる際は、多めの水に栗を入れて中火～弱火にかけて茹でます。茹で時間は30分～45分ほどを目安にすると良いでしょう。目安の時間が経過したら、竹串などで栗を刺してすっと通れば完成です。

栗本来の甘さを楽しむ焼き栗にする際は、味付けなしでも美味しく食べられます。天津甘栗にする際は、フライパンに栗を入れ砂糖と水を合わせて3～4回に分けて入れ煎ります。砂糖が栗に絡むようにしっかりと煎るようにしましょう。冷めてしまった天津甘栗は、10分程度乾煎りすると出来立ての美味しさが味わえるので試してみてください。