田楽(でんがく)とは?意味・歴史は?芸能・料理との関係性も紹介!
田楽(でんがく)とはどんな料理か知っていますか?味噌田楽と違いはあるのでしょうか?」今回は、料理「田楽」の<読み方・意味>を、伝統芸能「田楽」の歴史とともに紹介します。おでんとの違いや、おすすめレシピも紹介するので参考にしてみてくださいね。
目次
同じように味噌を付けて食べるおでんは、田楽とどのような違いがあるのでしょうか。田楽とおでんの違いとその関係性について、詳しく解説します。
煮込み田楽が今のおでんの始まりと言われている
おでんというのは、煮込み田楽の「御田」の愛称で、豆腐を串に刺して煮込んだものに味噌をつけて食べるものとして親しまれていたものでした。その後、こんにゃくや大根など食材も増えていき、焼く代わりに煮込むという方法の調理法で作った料理を、正式におでんと名付けらたのが由来です。
「田楽」は具材を焼くのに対して「おでん」は煮る
おでんと田楽は同じような食材を使用して味噌を付けて食べる料理ですが、大きな違いは田楽は焼く、おでんは煮るという調理法です。田楽は焼いた具材に煮詰めた味噌を付けて食べるものなのに対して、おでんは出汁で柔らかく煮込んだ具材に味噌を付けて食べます。
田楽のおすすめレシピも紹介!
伝統ある料理と言っても、現在では家でも簡単に作ることが出来ます。田楽のおすすめレシピを2つ紹介するので、ぜひ作ってみてください。
①2種の味噌こんにゃく田楽
ごま味噌と肉味噌の2種類用意することで、飽きることなく好みの味を食べることが出来るこんにゃく田楽です。肉味噌にすれば食べ応えもあり、大人のおつまみや副菜としてだけでなく、子供も喜ぶおかずになります。
②夏野菜田楽
様々な夏野菜に甘い田楽味噌をのせて食べる夏野菜田楽は、伝統料理とは少し違う印象ですが身近な野菜を使うことで誰でも食べやすいレシピです。みずみずしい旬の夏野菜の美味しさを引き出すことが出来て、野菜と味噌の優しい甘みを味わえます。
田楽とはどんな料理か知っておこう
田楽の意味が分かると、歴史のある伝統芸能が由来の料理だということが分かります。現在何気なく食べているものでも、歴史があるものだと知っておくとより美味しく食べられるでしょう。