花椒(ホアジャオ)とは?山椒との違いは?使い方・活用レシピを紹介!
花椒とは何か知っていますか?今回は、花椒の読み方や味・香りに加えて、山椒との<産地・味や香り・使い方>などの違いや、代用できるのかも紹介します。花椒の入っている調味料や、活用レシピのおすすめも紹介するので、参考にしてみてくださいね。
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- 花椒(ホアジャオ)とは?
- 花椒は中国原産の香辛料
- 花椒の味・香り
- 花椒と山椒の違いは?代用できる?
- ①種類・産地の違い
- ②使う部位の違い
- ③味・香りの違い
- ④使い方の違い
- 花椒は山椒で代用できないことはない
- 花椒の効果・効能は?食べ過ぎには要注意?
- ①冷え性を改善する
- ②胃腸の調子を整える
- ③精神を安定させる
- 花椒を食べ過ぎると下痢になる可能性もある
- 花椒の使い方は?
- ①潰して料理に混ぜる
- ②油に入れて香り付けする
- ③花椒の調味料を作る
- 花椒の入っている調味料は?
- ①花椒辣醤(ファージャオラージャン)
- ②花椒油(ホアシャオユ)
- ③花椒塩(ホアジャオイエン)
- ④五香粉(ウーシャンフェンス)
- ⑤怪味ソース(ガイウェイソース)
- 花椒の活用レシピのおすすめ
- ①麻婆豆腐
- ②汁なし担々麺
- ③唐揚げ
- ④中華風スープ
- ⑤じゃがいもサラダ
- ⑥よだれ鶏
- 花椒を食べてみよう
花椒(ホアジャオ)とは?
花椒(ホアジャオ)は、スーパーの香辛料コーナーに置いてあることが多い調味料の一つですが、どのような食材なのか詳しく知らない方も多いかもしれません。ここでは、花椒とはどのような香辛料なのかを説明します。
花椒は中国原産の香辛料
中国原産の香辛料である花椒は、ミカン科サンショウ属である「華北山椒(カホクザンショウ)」を乾燥させて作られます。華北山椒は赤い実をつける木で、花椒を作るために木全体を使用するのではなく、果皮のみを使用します。花椒は中国山椒・中華山椒・四川山椒・四川赤山椒とも呼ばれ、日本の山椒と区別されることもあります。
花椒の味・香り
香辛料にはそれぞれ独特の味や香りがありますが、ほかの香辛料同様に花椒にも特徴があります。花椒の味は口が痺れるような強い刺激のある辛味が特徴で、柑橘系の爽やかで奥行きのある香りがします。唐辛子のひりひりとした辛さとは一味違った辛さが楽しめる香辛料です。
Twitterの口コミ
辛いのが苦手というよりは、熱いものが苦手なだけだからいい感じに粗熱の取れた辛いものは好きー!!
花椒すき!花椒すき!
TKGにかけたら万々歳だった。
これだけ食べて生きていきたい。
Twitterの口コミ
花椒にあのツンと抜ける辛味が好きなのじゃよ
花椒と山椒の違いは?代用できる?
日本人には馴染みの深い香辛料の一つに山椒がありますが、花椒と山椒とはどのような違いがあるのでしょうか。ここでは、花椒と山椒の違いや、花椒の代わりに山椒を使用することができるのかを説明します。
①種類・産地の違い
花椒と山椒はどちらもミカン科サンショウ属の植物で、生物学上は同じ分類です。しかし、花椒と山椒の産地や種類は異なり、異なる植物として扱われています。先述の通り、花椒の産地は中国で華北山椒に分類されるのに対し、一方の山椒の産地は日本で分類上も山椒とされています。
(*山椒の種類について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
②使う部位の違い
花椒と山椒は、香辛料に使用する部位にも違いがあります。花椒は華北山椒の果皮のみを使用するのに対し、山椒は山椒の果皮・果実・花・葉の4種類の部位を使用します。
部位に関係なく山椒とひとくくりにされることもありますが、山椒の場合は使用部位ごとに名称が異なるのも特徴です。山椒の果皮を使ったものは粉山椒、山椒の果実を使ったものは実山椒、山椒の花を使ったものは花山椒、山椒の葉は木の芽と呼ばれます。
③味・香りの違い
花椒と山椒はどちらも痺れるような辛味と爽やかな柑橘系の香りがありますが、まったく同じというわけではありません。花椒は口の中に痺れが広がるような強烈な辛味に対し、山椒はマイルドな辛味でゆずのような香りがあり、花椒ほど口の中は痺れません。