マー油とは?馬油と違いある?味・使い方など特徴や作り方なども解説!
マー油とはどんな油か知っていますか?今回は、マー油の味わいなど特徴を〈馬油・ラー油・麻油〉と違いを比較し、作り方・レシピとともに紹介します。マー油の使い道や体に悪い避けるべき使い方のほか、市販商品のおすすめも紹介するので参考にしてみてくださいね。
(このページにはPRリンクが含まれています)目次
マー油とは?
マー油は様々な料理に活用できる万能調味料で、料理にマー油を加えることでコクのある本格的な味わいに仕上げることができます。ここでは、マー油はどのような調味料なのか説明します。
マー油は熊本が起源の油
マー油とはニンニクをはじめとした香味野菜をラードで揚げて作る油のことで、揚げニンニク油という別名も持ちます。熊本県にある熊本ラーメンの有名店「桂花ラーメン」が、ラーメンのとんこつスープに味や香りを引き立てる調味料として作り出したことが起源です。
マー油の語源は「魔法の油」という言葉にあり、魔法の油の2文字を取って魔油、さらにマー油と名前が変化していきました。マー油が作り出された当初は、マー油を使ったラーメンの美味しさからマー油のことを「魔法の油」と呼んでいたのです。
マー油の味わいは?辛い?
ニンニクやその他の香味野菜を揚げて作るマー油には香ばしさがあり、ラーメンや唐揚げの香味として活用されることがあります。マー油は辛くはなく、コクのある味わいを楽しむことができます。ただし香味野菜の中でも特にニンニクの香りが強いため、エチケットを気にする必要がある場面の前などにマー油を食べることはおすすめできません。
Twitterの口コミ
博多新風 高宮本店@福岡市
マー油のコクよ。
クセなき豚骨そのものの美味さがあって成り立つことだが、絶対にマー油はあるべきだ。
そこに重さは存在しない。
それでもここでの主役は麺かもしれない。
群を抜くザクザク感。
弾ける歯切れ、口内に響く咀嚼音。
なんやろ、美味すぎる。
替玉は不可避。
マー油と馬油・麻油・ラー油の違いは?
マー油に似たものとして馬油・麻油・ラー油がありますが、それぞれどのような違いがあるのか知っていますか。ここでは、馬油・麻油・ラー油との違いについて説明します。
マー油と馬油(ばーゆ)の違い
マー油と馬油(ばーゆ)の大きな違いは原材料と用途にあり、馬油は名称の通り馬の皮下脂肪を主原料としています。食用の馬を解体する際、腹や首から採取される脂肪酸を豊富に含んだ油脂が馬油です。中国から日本に伝わったのは16~17世紀ごろと言われていて、当初は食用油として使用されていました。
馬油は人間の皮脂と性質が非常に似ていて、スキンケアにも効果的です。1988年に馬油はスキンケアの成分に認められたことで、石鹸・シャンプー・化粧品などスキンケア製品への活用がメインとなりました。
マー油と麻油(まーゆ)の違い
麻油(まーゆ)には2つの意味があり、1つは中国語のゴマ油で、ゴマの種子を加工して作る食用油のことを意味します。もう1つの意味はマー油と同じで、ニンニクをはじめとした香味野菜から作る油を意味します。どちらの意味合いを持つ麻油かによって香りが全く異なるので注意しましょう。
マー油とラー油の違い
マー油とラー油の大きな違いは原材料と味わいにあり、ラー油はゴマ油に唐辛子を混ぜて作られているため、唐辛子の辛さが際立ちます。マー油が香味野菜の香りが付いた香ばしさとコクのある油であるのに対し、ラー油は辛味とゴマの香りが特徴の油で、マー油とラー油とでは味わいが全く異なるのです。
マー油の作り方・レシピは?
マー油はお店で購入することもできますが、自宅で簡単に作ることもできます。ここでは、最小限の材料で美味しく作ることのできるマー油のレシピを紹介します。