舞茸の賞味期限・日持ちは?腐るとどうなる?見分け方・保存方法も紹介!
【野菜ソムリエ監修】舞茸の賞味期限はいつまでか知っていますか?今回は、舞茸の賞味期限の目安を<冷蔵・冷凍・乾燥>など保存方法別に比較し、〈水っぽい・白カビ〉など腐ったときの特徴・見分け方も紹介します。舞茸の賞味期限を延ばす保存方法や、新鮮な舞茸の特徴も紹介するので、参考にしてみてくださいね。
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舞茸の賞味・消費期限が書いてない…?いつまで?
スーパーなどで販売されている舞茸には、賞味期限が書れていないのでいつまで日持ちするのか気になる場合もあるでしょう。ここでは、舞茸の賞味期限について解説します。
生鮮食品のため賞味期限は記載なし
舞茸は野菜や生魚と同じく「生鮮食品」に分類されています。生鮮食品には食品名と生産地を表記することのみが義務付けられており、賞味期限を記載する義務がありません。したがって、消費者は自分の目で見て賞味期限切れかどうかを判断する必要があります。(※1)
(*他のきのこの賞味期限について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
舞茸の賞味期限は1週間?日持ちしない?
賞味期限の記載がない舞茸ですが、実際はどのくらい日持ちするのでしょうか。舞茸の冷蔵・冷凍・乾燥などの保存方法別に詳しく紹介します。
常温保存はNG
舞茸はとても傷みやすい食材なので、常温保存には向いていません。特に夏場は一日常温に置いておくだけで変色したり酸っぱいにおいがしたりする場合もあります。冬場も寒いからといって油断はせずに、購入後は野菜室に入れて保存しましょう。もし舞茸を常温で放置してしまった場合は、腐っていないかよく確かめてから食べることが大切です。
舞茸の保存方法別の日持ち期間
日持ち | |
冷蔵 | 3日~1週間 |
冷凍 | 1か月 |
乾燥 | 1か月 |
オイル漬け | 1週間~1か月 |
上記の表は、舞茸の保存方法別の日持ち期間を示したものです。舞茸は他のきのこ類と比べると水分が少なく日持ちします。
状態が良ければ冷蔵で1週間ほど保存できますが、長時間常温に置かれていた場合や収穫から時間が経っている場合など、購入時の状態によってはすぐに傷むことがあるので注意しましょう。購入時になるべく新鮮な舞茸を選ぶようにすることで、長持ちさせることができます。
なお、冷凍や乾燥・オイル漬けで保存すれば最長1か月程度日持ちさせることができます。購入した舞茸をすぐに使わない場合は、保存方法を工夫するのがおすすめです。
舞茸が腐って食べられない状態とは?
舞茸には賞味期限の記載がないので、賞味期限切れかどうかは自分の目で見て判断しなければいけません。では、どのような状態が危険のサインなのでしょうか。ここからは、賞味期限切れや腐っている舞茸について詳しく解説します。
①白カビが生えている
舞茸には、白いカビのようなものが生えることがありますが、これは通常は「気中菌糸」と呼ばれる正常な変化です。気中菌糸の場合は食べても全く問題ないので、見た目が気になる場合は軽くふき取ってから使用すると良いでしょう。
一方で、気中菌糸ではなくカビが生えている場合は、腐っている可能性が高いので使わないほうが無難です。上の写真のように見分けがつかない場合は、匂いなども確認して判断しましょう。